里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

4歳

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,元気に4歳の誕生日を迎えることができました。

 

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ケーキを曇りなき眼で見つめます。このケーキは人間どもの胃に収まりました。

 

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わんこ用のケーキに夢中です。今夜だけはウマウマ✖️3です。

 

お誕生日おめでとう,あっという間の4年間でしたね。楽しいこと,辛いこと,たくさんありましたけど,いつもそばにいてくれて,とても感謝しています。特に最近は私がくも膜下出血で倒れ,家が水害にみまわれ,散々でしたが。落ち込んでダメになってしまいそうな人間どもを,あるときは鼓舞し,あるときは癒し,,寄り添ってくれてありがとうございました。

 

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完全に人間と勘違いしてるようです。

 

あなたの毎日が,これからも輝き続けるよう心から祈っています,今後ともよろしくお願いします。

命の危険

7月22日命の危険,,,

仕事でプレゼンをしてるときに,少し気持ち悪さとめまいを感じ,続いてバットで殴られたような激しい頭痛が、、、吐いて失禁して倒れました。倒れた時に頭を椅子に強打,。周辺の人がAEDを持って来て緊急処置。近くの病院に救急搬送されました。くも膜下出血の診断。一時心肺停止になり,なんとか蘇生。緊急開頭手術,,,気が付いたらベットの上で身体中チューブだらけでした。なんとか一命は取り止めることができました。危なかった。

 

8月30日、リハビリ専門の病院に転院。

 

左半身が麻痺して車椅子での生活になる。

辛いリハビリ、何度も心が折れそうになる。不安に押しつぶされそうになる。先の見えない暗くて寒くて長いトンネルに入り込んでしまったかのよう。つらい、、、ただ、ただ辛くて苦しい、、、そんなリハビリを4カ月。

 

歩ける,,,リハビリの成果か,杖で歩くことができるように,,,辛い毎日,辛い辛いリハビリ,,,

 

しかしなかなか回復せず,,,左腕と手首と指が全然動かず,,,着替え、食事、入浴など身辺自立的なことに補助が必要になってしまいました。

 

8月12日水害,,,入院中,台風19号の大雨で近くの久慈川が氾濫し自宅の1階が浸水しました。電化製品など1楷にあったもの全てを失いました。車3台も水没して廃車,,,ショック。小春と相方は間一髪2階に避難して無事、、、よかった。

 

くも膜下出血と水害,,,悪いことは重なるものですね。

11月下旬、4ヶ月入院して退院。

いまだに気持ちの整理が付きません。

 

最悪の令和元年になってしまいました。

 

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このお方は相変わらずです。

 

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左半身麻痺と高次脳機能障害の体になってしまいましたが。運命だと思って受け止めて前を向いて進んでいきたいと思います。

 

チェロもピアノも全然弾けなくなってしまいました。

左手が動かない,左手よ,動くようになれーーーーーーー!

奇跡が起きないかな,,,神様お願い!

 

エンゼルフォレスト那須白河

エンゼルフォレスト那須白河より「この梅雨期,格安で宿泊できますよ。一泊7600円!」というメールが入り,早速ポチッと予約。小春さんとお泊りに行って来ました。

 

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受付してコテージに到着。小春さん,初めてのC3での遠出に興奮してしまい,車内では少しも落ち着きませんでした。

 

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室内探検を一通り終えて休憩。

 

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コテージのプライベートドッグランを探検。

 

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覗き魔,現る。

 

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雨降る森を行く,,,

 

空気が美味しい。雨の匂いがする。森の匂いがする。雨の匂いと森の匂いが,仕事で疲れ果てた身体中を包み,細胞が生き返る感じがする。なんとも言えない,いい気分。

 

足は泥だらけ,,,

 

 

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二日目朝,大雨。霧で湖が見えません。

 

人間どもは昨夜飲みすぎて二日酔いブルー。小春さん,朝から一人元気。大雨の中,朝からドッグランで走り回ります。

 

 

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帰りに近くのPANS HOUSEでコーヒーブレイク。

 

小春さん,楽しんでいただけたでしょうか。人間どもは,憂鬱な天気と二日酔いと疲れで,体も心もヘトヘトです。あなたの楽しんでいる姿が唯一の生きるエネルギーになるのですよ。いつも人間どもに寄り添って助けてくれてありがとうございます。

 

8月にまた来ましょうね。

レスキューカット

梅雨真っ只中です。

 

雨が続き,湿気も多く,ちょっとお天道様が出るものならジワっとくる蒸し暑さ。人間も辛いけどわんこも辛い。

 

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裏庭で取れました。春のフキノトウに始まり初夏のフキの茎までまだまだ楽しめます。炒め物が最高。ますますビールが進みます。

 

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,本日シャンプーカットの日。

 

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部分カットの予定でしたが,毛玉がひどくレッスキューカットなるものにされてしまいました。

 

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レスキューカット,,,超サマーカットとでもいうのでしょうか。AL界ではマルガリータ丸刈りータ)と呼ぶそうです。

 

毎日欠かさずブラッシングしてたのですが,,,

 

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トリミングが大好きな小春さん。お店に行くと自分からトリミング台に飛び乗ります。蒸し暑くなってきたので,スッキリして良かったですね。

 

人間どもは散財です。ちなみに僕は1000円カットに行ってます!

シトロエンC3

梅雨にも負けず,車を乗りかえました。シトロエンC3です。

 

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DS3に乗って3年。車検間近のタイミングを見計らい,以前から気になっていたC3の商談でシトロエン宇都宮へ。

 

下取り価格など好条件が揃い,即決しました。人生一度っきり,,,の言葉が後押ししたことは言うまでもありません。

 

納車日は大雨です。

 

 

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シトロエンC3。カラーはボディがサーブルでルーフがブランオパール。両サイドのでかすぎるエアバンプ。虫みたいなフロントのデザイン。ヘンです。

 

独創的でヘンなことをやるのがシトロエンという会社の伝統。一時期,シトロエングローバル化の波に飲まれてドイツ車のようになってしまうのかという懸念もありましたが,このC3はシトロエンの伝統を見事に受け継いでいると思います。そのヘンさが妙にカッコいい。

 

 

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小春と同じカフェ色っぽくて気に入りました。

 

 

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タイヤは205/55R16。サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラッド,リアがトーションビーム。乗り心地はフラットで凸凹の道でもドタバタ感がありません。伝統の猫足です。そしてフランス車らしい柔らかく衝撃吸収性に優れたシートのおかげで,すこぶる良い乗り心地です。

 

 

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1200cc PURETECH3気筒ターボエンジン,110馬力。FFです。3気筒なのでエンジンの振動がどうかと思いましたが十分に静か。

 

 

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ミッションは日本のアイシンAW製トルコン式6AT(EAT6)。アクセルを踏み込んでいくと2000rpmから2500rpmでどんどんシフトアップしていき,とてもスムーズで必要にして十分な加速です。

 

 

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グローブボックスはDS3と同様に半分しか入りません。ヘンです。

 

 

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オーディオ,空調,車の設定など,このタッチパネル内に集約されています。使い勝手はよくありません。ヘンです。

 

 

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Apple CarPlayにも対応。

 

 

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小春さんの画像を映し出してみました。

 

 

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その小春さん,C3などには目もくれず,相方のカングーが大好きです。

 

数年前のシトロエンのリコールで「走行中にボンネットが開いてしまう恐れがある」といものがありました。ヘンです。シトロエンらしいというか、まるでルパン三世の世界。

 

そんなシトロエンDS3に乗ってきた小春さんも「シトロエンはヘンな車,,,」というイメージを持っているのでしょうか。

 

今度のC3は4ドアで乗り降りが楽だと思います。たくさん乗せてあげますからシトロエンも好きになってくださいね!

 

 

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またまたフランス車2台の生活になりました。小春さんを乗せて,バカンスに,,,美味しいパンを買いに,,,のんびりドライブ。故障は勘弁してね。

 

ヘンなおじさんである僕にはヘンな車のシトロエンがあっているようです。

晴犬雨読

詩人,萩原朔太郎が書いてましたが,5月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする,,,と。

 

奥久慈の里山は初夏の爽やかな天気が続いています。この爽やかな気候からか毎日眠くて眠くてたまりません。その眠さの隙を突いての読書タイム。寝るか読むかのせめぎ合い,,,

 

 

サン=テグジュペリ『人間の土地』

若い頃,「星の王子様」を読んだことがあります。記憶は薄れてしまいましたが,,,

作者のサン=テグジュペリは職業飛行士であり作家でもありました。この「人間の土地」は,八編のエピソードから成っていて,職業飛行士としての豊富な体験が鮮やかに描かれています。まるで,20世紀初頭に生まれたばかりの旧式複葉プロペラ機に乗って,今ほど破壊されていないフランス,スペイン,アフリカなどの大地や人の営みを,当時の大空という三次元の空間から眺めているようです。

 

しかし,この書の真価は,その飛行士としての体験やエピソードではなく,それらを語る上で描かれている「人間の本質」の探求にあると思われます。また,郵便飛行黎明期の貴重な資料としての価値といった側面もあります。

 

現代の飛行機交通網は,飛行機がこの世に出現してからのたくさんの犠牲の上に成り立っています。特にサン=テグジュペリの時代は,フランス郵便航路開拓と維持のために100名以上の死者を出したようです。戦争では大量殺戮兵器の筆頭としての役割を果たした飛行機。つくづく飛行機という乗り物は凶暴だ,,,と思います。

 

この「人間の土地」は,サン=テグジュペリが飛行士として,詩人として,哲学者として,これらの犠牲に意義を見出そうとしたのではないかと思います。久しぶりに読み耽ってしまいました。人生のいずれかのタイミングで一読すべき書物です。

 

 

夏目漱石『それから』

漱石の作品を時々再読しています。再読のたびに新たな気付きがあります。若い頃読んでもピンとこなかったものが,それなりに人生経験を積んだおじさんになった今読んでみると,その文体や言葉から深く考えさせられたり新たな世界観が広がったりと,再読の効能の恩恵にあずかることができます。じわじわっときますよ!

 

高校生以来の再読です。家が裕福なことから職に就かず30歳になっても自由気ままな生活を送る「高等遊民」という立場の代助。その生き方や考え方を自分の置かれた立場や現代社会の様相に照らし合わせながら楽しんで読みました。

 

高等遊民という造語,インテリでありながら,働かず,ふらふらしている人のことで現代で言う「ニート」に通ずる視点があります。ニートの中には,経済的な基盤は脆弱ですが,自分の好きなことや趣味に没頭し,その道においては深い知識や実践力を有する人もいます。「高等遊民」の代助も知識は豊富で芸術や文学に造詣が深く,裕福ではありますが,親や兄弟という経済力のはしごを外されてしまえば,ニートとそれほど変わりありません。

 

代助のニート的な生活はいいのか悪いのかはともかく,人間らしい心の豊かさを求めていることはあながち間違ってもいないと思います。現代でも然り。経済的には大きく成長して裕福になった日本。しかし,本当に日本は裕福になったのかと自問自答する日々です。経済的には裕福になりましたが心の豊かさや精神的という点では全くなってないように感じます。

 

話が飛躍してしまいましたが,夏目漱石は面白いです。時々読んでみて心豊かな生き方を考える一助となればと思います。

 

 

藤原正彦『この国のけじめ』

痛快です。日本人としての矜持を蘇らせてくれる著書です。また,読書疲れ?を癒してくれる一冊です。論理や市場原理に毒された日本の将来を憂いつつ,本来のあるべき姿の日本に戻る可能性を論じています。ユーモアをたっぷりと交えながら。とてもわかりやすい文章。グローバルスタンダードの時代に強烈な一石を投じています。

 

 

 

オーストラリアンラブラドゥードル の小春さん,快食,快便,快眠,とてもとても元気。食欲ありすぎで困っています。

 

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田んぼの水鏡。この季節ならではの美しさです。

 

 

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ジロ・デ・イタリアも終盤の戦い。上級山岳コースの連続です。

 

 

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散歩コースの辰ノ口親水公園。薔薇がきれいに咲きました。次は紫陽花です。

 

 

人間の土地 (新潮文庫)

人間の土地 (新潮文庫)

 
それから (新潮文庫)

それから (新潮文庫)

 
決定版 この国のけじめ (文春文庫)

決定版 この国のけじめ (文春文庫)

 

ルノー カングージャンボリー2019

オーストラリアンラブラドゥードル の小春さん専用車「カングー」のイベント,「ルノーカングージャンボリー2019」に行ってきました。僕の車ではありませんが,,,

 

 

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自宅から常磐自動車道圏央道中央自動車道東富士五湖道路と乗り継ぎ,途中休憩を交えて,約4時間で会場の「山中湖交流プラザきらら」に到着。

 

小春さん,富士山が見えません。

 

 

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山中湖畔。曇っていて富士山は見えません。

 

 

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今夜の宿に到着。宿泊客のほとんどは明日のカングージャンボリーに参加する方々でした。

 

なんと,隣の部屋の方は,ルノージャポン代表取締役社長の大極さんでした(テレビで見たことある人だなぁ〜と思い聞いてみると,なんとご本人でした)。

 

ルノーのこと,カングーのこと,明日のイベントのこと,ワンコのことなど(ご家族でワンコ連れできていました),たくさんお話しさせていただきました。お忙しい中ありがとうございました。

 

 

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会場到着。たくさんの人,たくさんのカングー,たくさんのワンコ。富士山は見えず。

 

 

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特設ドッグランでストレス発散。やっぱり富士山は見えず。

 

 

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オープニングイベント。富士山は見えず。

 

 

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参加者が思い思いのスタイルでのんびりと過ごすフレンチスタイルの休日。人気のマルシェやフリーマーケットも充実。まだ,富士山は見えません。

 

 

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カングーならぬワングー。小春さん,良い姿勢です。

 

ALのロイくんをはじめ、3頭のALさんに会いました。

 

 

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テレビ神奈川「クルマでいこう」の取材を受ける社長さん。大忙しです。取材後,「あら小春ちゃん」と声をかけられていました。

 

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コーヒーとカップラーメンで休憩中。富士山は見えず,,,

 

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山中湖畔でのんびりと過ごした1日でした。カングーオーナーの相方は大いに刺激を受けたみたい(シトロエン派のぼくも同じフランス車ということで協力は惜しみません)。

 

仕事のために生きるのではなくヴァカンスのために仕事をする。人生を楽しむために仕事をする。もちろん,思い思いのスタイルでゆっくりと,,,フレンチスタイル!? そんな人たちのイベントだったような気がします。参加者の笑顔がそう語っていました。さて,おいしいパンを買いに行こう!

 

最後まで富士山は見えず,,,残念!

 

 


カングージャンボリー2019