小林秀雄『読書について』読みました。
人によって読書という行為の捉え方は様々。僕なんかは,読書の一番の楽しみは「本を読んでいる間は非現実を体験できる」ということかなと思っています。歴史小説,推理小説,,,その作品を通して擬似体験をする楽しさ。
僕にとって読書は最高の娯楽でありストレス解消行為です。
この本,文芸評論では神様との異名をとる小林秀雄さんが,読むことや書くことや鑑賞することについてまとめたエッセイです。氏が実践していた読書の技法など内容は多岐にわたっていますが,結局は,読みたいように読め,好きなように読め,ということだなと勝手に解釈してしまいました。
文中から引いてみます
ある作家の全集を読むのは非常にいいこと。読書の楽しみの源泉にはいつも「文は人なり」という言葉があるのだが,この言葉の深い意味を了解するには,全集を読むのが,一番手っ取り早い。好きな作家でよい。その人の全集を日記や書簡の類に至るまで,隅から隅まで読んでみるのだ,,,
いい言葉ですね。
司馬遼太郎もその一人です。じっくりと時間をかけて全集読破したいと思いますが,いつまでかかることやら,もっともっと読書の時間が欲しい(涙)と思う今日この頃です。
オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快眠,快便,元気過ぎて耳の中が汚れてしまい,病院できれいにしてもらいました。定期的に耳のお手入れをしていたのですが,,,垂れ耳犬種は要注意です。
毛がフサフサなので大きく見えますが,体重は15kgで落ち着きました。
夕方はキッチン周りに陣取り晩飯チェック,おこぼれを頂戴して満足。
マッチ売りの少女
アラブ系女子
ドッグランでは,相変わらず落ち着きがなく、ひたすら走り回っています。
小春さん,僕が読書している時は,本のスピン(紐の部分)を噛んで引っ張るなどはやめて,大人しくしていてくださいね。