内田樹『日本辺境論』読了。
暑い夏も終盤に差し掛かるところですね。世の中,便利になったもので,iPhoneの「テザリング」なる機能を用いると,エリア内ならばどこでも自分のPCでインターネットができる。今,出先で,生まれてはじめてテザリング機能を使い,このブログを書いています。今日8月15日,終戦の日,お盆,,,戦争をめぐるさまざまな思いが交錯する日です。
日本とは何か,日本人とは何か,日本文化とは何か,,,という大きな問いに,日本は地政学的に常に「辺境」という立場におかれてきた,という論で正面から答えていく内容の本です。日本は辺境であり,日本人固有の思考や行動は,その辺境性によって論じることができる。おもしろいロジックですね。「うぉー,うんうん,,,」など,声を張り上げながら読んでしまいました。私も日本人。日本や日本人について,もっと知りたくなりました。日本論,おもしろい!