里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

西郷どん

NHK大河ドラマ西郷どん」のロケをやった沈下橋がうちの近くにあるというのでちょっと見てきました。

 

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f:id:MilkyWay77:20181222152506j:plain車で約15分,到着です。このような沈下橋が奥久慈の里山地方にはたくさんあるのですが,うちの方では沈下橋と呼ばずに地獄橋と呼んでいます。

 

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橋の近くにこのような看板がありました。

 

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水が澄んでてとてもきれい。この里川,久慈川の支流で,ヤマベ(ハヤ)釣りのメッカであり,上流の方には里美イワナという学術的にも貴重な色彩変異タイプのイワナが生息しています。

 

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橋から下流側です。うなぎをとったり嫁入りをしたりするシーンが思い出されます。

 

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水が大の苦手な小春どん,「なんでこんな橋を渡らなければいけないんだ,,,!」と一目散に退散です。

 

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小春どん,地獄橋から下流を眺めて何を思う,,,夏には川でいっしょに遊びたいんですが,早く水に慣れてくださいね。

 

NHK大河ドラマ真田丸」のときは,うちのすぐ近くの久慈川の河川敷で合戦のシーンを撮影していました。

 

この辺りは,東京から車で1時間ちょっと。それでいて川,山,海,田んぼなど豊かな自然があり,寺社や古民家などの伝統建築もたくさん残っていて,歴史物や時代劇の撮影には適しているのかな。魅力度ランキング6年連続最下位の茨城県なんですけど。

 

NHKさん,そのうち幕末の水戸藩を描いた大河ドラマをお願いします。素材はいくらでもありますよ。そろそろ薩長中心から脱却しましょう。そのときは,ぜひ,茨城北部でロケを。

 

3歳

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,,,本日,元気に3歳になりました。

 

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美容院に行ってさっぱり。誕生日ということでトリマーの方からおやつをもらってきました。

 

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なにやらいつもとは違う雰囲気,美味しそうな匂い,ちょっと興奮。

 

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かぼちゃ,りんご,ヨーグルト,チーズ,海苔,ゴマなどを素材としたママお手製の誕生日ケーキが登場。

 

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ケーキはヨダレと共に一瞬で消失!

 

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こちらのケーキは人間どもの胃袋の中へ。血糖値急上昇。

 

早いもので小春を我が家に迎えてあっという間に3年が経ちました。早過ぎる時の営みにちょっと複雑な心境。

 

小春さん,あんまり早く歳をとらないでね。時間よ止まれ!

 

お誕生日おめでとうございます。小春さんが我が家に来てくれたこと,世界で一番感謝しています。これからも1日1日を大切に一緒に楽しく過ごしていきましょう。よろしくお願いします。

学校訪問演奏

昨日あたりから気温がぐっと下がり冬らしくなってきました。そんな中,日立市内の泉丘中学校で演奏してきました。

 

プログラム

1 映画「アナと雪の女王」メドレー

2 楽器紹介

3 ヴィヴァルディ 四季より「春」第1楽章

4 指揮者体験

5 ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調「運命」

6 J・シュトラウス ポルカ「雷鳴と稲妻」

7 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」メドレー

 

寒い日でしたが会場の体育館はたくさんの生徒と保護者で満員。おまけに巨大ヒーターが2台焚いてありその熱気で暑いくらい。中学校を訪問するのは久しぶりで,小学生の反応との違いがとても新鮮でした。 

 

 

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オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,寒くなって一段と元気。3歳の誕生日までもう少しです。誕生日プレゼントは何がいいですか?

DS3

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イチョウの葉に埋もれるDS3。

 

乗り始めて2年半,走行距離が12000kmになりました。心配していた大きな故障もなく(電装系のマイナートラブルは何回かあり),順調にDSライフを送っております。

 

1.6L Turbo,165馬力,6速マニュアル,FF,このアヴァンギャルドな外観が気に入っています。このモデル,DS3の中では走りに徹したSport Chicというモデルで,扁平タイヤとサスペンションのセッティンッグのせいか,乗り心地は硬いです。燃費は約15km。

 

ドイツ車のように「誰にでも勧められる乗りやすくて優秀な車」ではありません。それとは正反対の車です。クラッチの繋がりに少々癖があり,ミートポイントが掴みにくく,初めて乗る人は,ハンドルを握って走り出した途端「乗りにくい車だ」と思うはずです。しかし,馴染んでくると運転がとても楽しく感じる車です。

 

以前注文したDS3のホイールキャップとシフトノブが届いたので,シトロエン宇都宮まで行ってきました。

 

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C3のこの色,かっこいい。またまた試乗させてもらいました。

 

 

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ホイールキャップはこんな感じです。フランス本国に発注したそうで,注文してから入荷するまで2ヶ月かかってしまいました。

 

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シフトノブも赤いものに交換してみました。しかし,いざ届いてみるとカタログの色と実物の色が全然違っていました。さすがフランス。これではオレンジです。なんかダサい。まあ,しゃーない!f:id:MilkyWay77:20181215163717j:plain

このお方は,飼い主の車なんかどうでもよく,冬の田んぼのあぜ道散歩と美食を楽しんでおります。

定期演奏会

今回の第126回定期演奏会,プログラムは,,,

 

コープランド:エル・サロン・メヒコ

バーンスタインウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニックダンス

チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

 

 

エル・サロン・メヒコ

アメリカの人気作曲家であるコープランドがメキシコ民謡を取り入れて書いた躍動感あふれる作品です。

 

1930年代のある日,メキシコシティにあるダンスホール「エル・サロン・メヒコ」に立ち寄ったコープランドは,店内の情熱的な雰囲気にいたく感動し,この曲を書いたようです。

 

10分弱の小品ですが,作品の中に多くのメキシコ民謡が取り入れられていて,それらをもとの形のまま並べるのではなく,変形させ,組み合わせ,展開させるなどしてオリジナリティあふれる作品に書き上げました。曲は活発で躍動的で,情熱的で,楽しい雰囲気に満ち溢れています。

 

おかげでリズムが難しく,4分の4拍子,4分の3拍子,4分の2拍子,8分の3拍子,8分の5拍子が入り乱れ,反復するシンコペーションがタイで繋がり,演奏中は楽譜を微動だにせずガン見してしまうことあり。なんとも楽しい曲です。

 

 

 

ウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニックダンス

そのコープランドに才能を高く認められたバーンスタイン。今年はバーンスタイン生誕100周年です。

 

バーンスタインの音楽を聴いているとニューヨークの大都会を強く思い起こさせてくれます。様々な人種が暮らす都会生活を反映して,活発なリズム,寂しげな孤独感,暴力,感傷,人種間の対立など,シンフォニックダンスにはそういった要素が生きたままぶち込まれています。

 

ジャズやラテンなどのエスニックな音楽や心安らぐクラシカルな美しい旋律が次々と現れ、せっかちな都会人にふさわしく,曲はすばしっこいリズムで展開していきます。いかにもアメリカンで派手な響きをオーケストラが繰り広げ,ほとばしるようなエネルギーを感じさせてくれます。ニューヨークの路地裏で,誰かの胸倉を掴み,ボコっと一発みたいな。

 

ガンダム世代の僕ですが,中学生の時に見た機動戦士ガンダムのある戦闘シーンでこの曲の一部がBGMとして流れ,やけに興奮して見た記憶があります。

 

 

 

交響曲第6番「悲愴」

大好きな曲です。まさに「ザ,チャイコフスキー」。何回聴いても飽きない自他共に認める音楽界の金字塔的な作品です。曲の奥深さにいつも圧倒されます。

 

曲を演奏するときは,まず作曲の意図や経緯を調べ,音楽的な表現について分析を始めます。しかし,この曲の場合は,その世界の深さに,感じ取る心も,表現するための技術も,とても及びそうにない限界を感じます。

 

チャイコフスキーはこの曲の初演の9日後に急死しました。曲の内容はその死を予言したものであったのか。チャイコフスキーはワルツの名曲をたくさん書いており,「悲愴」の第2楽章もワルツですが,5拍子のワルツという独創的なものになっています。5拍子ということで,1拍足りないような割り切れない不安定さを感じます。最初のチェロが奏でる旋律は天にも昇るように美しく軽快に流れていきますが,どこか不安定で儚い感じが漂います。

 

この曲ほど暗いフィナーレはありません。最後はコントラバスが奏でる哀悼の歌によって静かに消えていきます。気高く悲劇的に幕を閉じます。この作品でチャイコフスキーは死と向き合い静かに受け入れることで死への恐怖を克服したのでしょうか。

 

人間の持つ悲しみという情感を交響曲の形式の中にたっぷりと盛り込んでいる普遍的な魅力を持つ作品ですね。

 

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今回の定期演奏会,,,1930年代のメキシコ,1950年代のアメリカ,帝政ロシアのハーモニーとリズムとバラエティーに富んでいて,楽しい時間を過ごしました。

オリーブ

秋も深まり世間は絶好のお出かけ日和みたいですが,この時期,公私共にめちゃくちゃ忙しい我が身にとっては,そんな世間の動向などに便乗する暇もなく,,,

 

しかし途方に暮れていても仕方がありません。何か行動を起こさなくては! というわけで那須への強行突破を敢行。オーストラリアンラブラドゥードルの小春さんを連れて那須に一泊しました。

 

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ペンションオリーブに到着。早速,ジャンピングキャッチを連発!

 

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一足早いクリスマスツリーでパチリ。

 

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夕食では調子に乗ってワイン1本と生ビールを飲んでしまい,蓄積された疲労とあいまって,飼い主あっという間に撃沈。朝方,小春さんに起こされデッキに出ると真冬の寒さ。隣の部屋が気になるようです。

 

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朝から元気に走り回ります。

 

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みんなとも仲良くなり追いかけっこ。

 

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那須岳は吹雪いてるようです。このペンションオリーブ,2回目ですが,わんこを連れて快適に過ごせるとてもいいところ。小春さんもお気に入りのようです。

 

f:id:MilkyWay77:20181123103939j:plainつつじ吊橋へ移動。

 

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散策コースの木道には雪が積もっていました。

 

ここのところ仕事で疲労困憊。疲れがなかなか取れず,休日のわずかな自分の時間は疲労回復にあてることで精一杯。人生受け身になっていました。それではまずいと思いつつも,,,

 

果報は寝て待っていても来ないので,まずは行動を起こしたいと思います。そのきっかけを小春さんがもたらしてくれました。小春さん,いつもありがとうございます。

 

 

 

学校訪問演奏

2018年10月31日(水)13:00〜 日立市立会瀬小学校

 

日立交響楽団 学校訪問演奏(指揮:相良 浩)

 

曲目 会瀬小学校校歌

   シンコペイティッドクロック(Rアンダーソン)

   ハンガリー舞曲第5番(ブラームス

   交響曲第5番ハ短調「運命」作品67(ベートーヴェン

   パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー

 

芸術の秋です。この時期,毎年恒例,日立市近郊の学校での演奏会。私自身,とても楽しみにしている演奏会です。小学生たちが目をまん丸くしてクラシック音楽を聴いてくれます。子供達から元気をもらうことができます。指揮者体験ではハンガリー舞曲第5番を3拍子で振る強者が,,,難しかった!

 

小春写真館

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 ママが帰って来て大喜び。

 

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 田んぼもすっかり静かになりました。

 

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お得意のヘソ天開脚ポーズ。

 

12月の定期演奏会アメリカの作曲家のプログラム。変拍子が入り乱れて厄介です!