里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

jumping catch!

連日の気持ちのよい秋晴れ。朝晩は少しずつ冷えてきました。

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,絶好調。気温が下がれば下がるほど元気が増していく。

 

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月1のカットの日。短く切りすぎてしまい,ちょっと反省です。本人はあまり気にしていない様子。

 

 

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日光市のドッグラン,fundogsで遊んできました。

 

 

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ALのサラちゃんと遊びます。パーティーカラーがとても綺麗。

 

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ALのコッティーちゃんとも遊びます。

 

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このfundogs,日光の里山と田園風景の中にあり,とても静かで小春お気に入りのドッグランです。

 

 

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嬉しくて何回も何回も走り回ります。

 

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jumping catch!

 

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ドッグカフェで休憩。サツマイモのおやつをもらい,舌がペロリ。

 

前回ここにきた時に黒ラブの看板犬がいましたが,オーナー様より先週亡くなったとのお話。13歳だったそうです。このドッグラン開業時よりオーナー様と一緒にずっと看板犬としての役目を果たしてきたそうです。お辛い思いを語ってくれたオーナー様。

 

来る時が来たら人間は無力。そのことは重々承知であります。しかし,「小春よ,お前はいつまでも元気でいるのだぞ!」と小春と自分に何回も言い聞かせていました。

 

そのパパの思いも知らず,小春さん,食べることに夢中でよだれタラタラ,,,

秋の味覚

食欲の秋,全開! 何を食べても美味しくて,ぼくの胃袋も底なしになってしまいました。いくらでも食べてしまいます。人間ドッグが近いのに,だめだこりゃ。

 

今年もとれました!

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一本しめじ。自然の恵みに感謝です。

 

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一本しめじは,うどんの汁に限る。田舎名物,天然きのこうどん。しゃりしゃりして最高です。

 

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このお方も食欲の秋全開です。

 

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ドッグランなどにちょくちょく出かけ,元気に遊んでいます。

 

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ジャンピングキャッチ失敗。

 

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たくさん食べてたくさん運動してたくさん眠る,,,極めて健康的です。人間どももこうありたい。

 

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この季節,小春と散歩してると,時々見かけます。この時期のマムシは秋マムシと呼ばれ,お腹に卵を抱えているなどして動きが鈍く,人間の気配を感じても逃げずに,逆に待ち構えていることがあります。大変危険ですので十分注意したいと思います。

秋の気配

暑さ寒さも彼岸まで,,,

 

季節の変わり目です。寒暖の差が大きく,日もだいぶ短くなってきました。

 

こんな季節は,なんとなく,レスピーギリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」を聴きたくなります。夜の静寂を優しく包み込んでくれるような美しい旋律,リュートの和声を十分に感じさせるメランコリックな響き,心臓の鼓動に優しく寄り添ってくれるようなピッチカート,何もかもが美しい。

 

ベートヴェン「ピアノソナタ第14番月光より第1楽章」もよし。瞑想的なアダージョ・ソステヌートで奏される3連譜は安定した音質と音量で弾くことが求められ,その旋律は無限の絶望感を彷彿させる。無の世界の音楽,叶わぬ恋のメロディー,,,秋の夜長にぴったりです。

 

ラヴェル「夜のガスパール」もこれまた秋の夜長にぴったり。美しさと陰鬱さと悪魔的な旋律が交錯する極めて幻想的なピアノ曲。第二曲の「絞首台」は,葬送の鐘の音に包まれたセピア色の闇に輝く絞首台とそれに寄りかかる屍のシーンが浮かび上がってくる。怖っ! 深夜に部屋でこの曲を一人で聴いていると,この世のものとは思えない不思議な世界に引きずり込まれるような感覚に陥ります。怖っ! アルゲリッチが名盤,,,

 

音楽の話をすると止まらなくなるのでこの辺で,,,せっかくの秋の夜長,大いに楽しみたいものです。

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,涼しくなって元気100倍です。

 

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稲刈りも終わりました。

 

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近所の彼岸花地点散策です。

 

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小春さん,彼岸花には全く興味なし。

 

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祠のお供え物を物色中。なにもありませんでした。あっても食べてはいけません!

 

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毎日お庭で一人第運動会を開催してます。

 

秋の夜長の小春さん,寝るときは人間どもにぴったりくっついて毛布の代わりになってくださいね。また,熟睡してる人間どもの上に飛び乗ったり顔の上を歩いて行ったりするなどの安眠妨害はやめましょう。

リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲

リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲

 
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」

 
ラヴェル:夜のガスパール

ラヴェル:夜のガスパール

 

 

最近読んだ本

吉村昭ポーツマスの旗』

日露戦争。面積,人口,工業生産,軍事費,戦費,兵力,,,あらゆる面で大きく日本を上回るロシア。その地球を覆うほどの大国であるロシアにかろうじて勝利。真実は,勝利というには程遠い。ロシアが戦争をやめてなければ圧倒的に日本を叩きのめし,北海道かどこかがロシア領になっていたかも。

 

奉天の大会戦をなんとか勝利して児玉源太郎が日本に帰ってくる。砲弾も兵力を底をつき,もうだめだの状況。でも日本がこれだけ疲弊しているのは軍事機密。仲介に入ったアメリカのルーズベルト大統領でさえこのまま戦争を続ければ日本が勝つだろうと思っていた。

 

そして1905年,アメリカのポーツマスで講和会議が開かれる。日本の全権は小村寿太郎,ロシア全権はウィッテ。ウィッテは思う「ロシアは負けてはいない,,,」。小村とウィッテの緊迫する交渉過程,本書で外交交渉とは何たるかを肌で感じることができます。日本の新聞は勝ったと騒いでいる。しかし賠償金も取れない。日本は大きな犠牲を払ったにもかかわらず,それに見合う対価を得ることができなかった。そしてポーツマス条約反対を唱える民衆は大臣官邸や新聞社を襲う。世に言う日比谷焼打事件である。

 

この事件をきっかけに,明治の先人たちが坂の上の雲をつかもうと必死になって築いてきた近代日本は,まさに坂の上から急転直下に転げ落ちる大東亜戦争の大敗北,という歴史のうねりに身を投じていくのであります。

 

ポーツマス条約締結時,日露戦争の真実を民衆に伝える勇気あるジャーナリズムが日本に存在しなかったことが非常に残念でなりません。

 

笹本稜平『春を背負って』

人は誰しも何かを抱えて生きている。息苦しくて溺れるように生きている。苦しみ,悲しみ,辛さ,,,そんな時に読みたい一冊です。

 

山岳小説は,山行の厳しさや冬山の世界が描かれることが多いですが,本書は山小屋で展開される人生模様を中心に描かれいます。ちがった角度からの山岳小説。哲学的な言葉や人情や命の大切さなど,読み終えた後にほっこりと優しくなれる自分がいることに気づきます。人生,まだまだ捨てたもんじゃありません。

 

映画化されてるみたいなので,そのうち見て見たいと思います。

 

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,先週,ちょっと体調を崩してしまい病院へ(嘔吐と下痢)。体調を崩したのは我が家に来て以来初めてです。軽い胃腸炎との診断。お注射と点滴をしました。次の日にはお腹が空いて暴れまわるほどに回復。

 

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まだまだ夏の緑です。

 

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夕方はだいぶ涼しくなってきました。

 

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風船葛の隙間から外の様子をよく眺めています。

 

小春さん,食べ過ぎ飲み過ぎには注意しましょう。人間どもも同様に,,,

ポーツマスの旗 (新潮文庫)

ポーツマスの旗 (新潮文庫)

 
春を背負って (文春文庫)

春を背負って (文春文庫)

 

 

エンゼルフォレスト那須白河

せっかくの夏休みなのに天候が安定せず雨ばかり。まったく困ったものです。

 

毎年泊まりに行ってるレジーナの森がエンゼルフォレスト那須白河と名称を変更したようなので小春さんと一緒に行ってきました。

 

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Colemanキャンプエリアを散策。 

 

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ドームコテージに宿泊。このドームコテージ、レストランや温泉にも近く、広さやお値段もお手頃、いいところです。

 

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ドッグラン,散策コースなど,わんこと楽しめる施設がたくさんあります。

 

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帰りに寄ったミルフォニー➕ドッグで,ALのももちゃんに遭遇。オーナー様より那須近辺のわんこと遊べる場所等の貴重な情報をたくさんいただきました。

 

小春さん,たくさん遊んでバタンキューです。同じAL同士,休みかたもそっくり。お互い心地よい夢を見てくれていることでしょう。

 

このまま夏休みがずっと続けばいいな!

日光白根山ロープウェイ

またまた猛暑到来!

 

残暑厳しいなんて生ぬるい。昨日今日と37.5度。身の危険を感じる暑さです。そんなタイミングで夏季特別休暇5日取得。やっと夏休みになりました。

 

早速オーストラリアンラブラドゥードルの小春さんを連れて涼しいところに避難です。

 

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丸沼高原からロープウェイに乗り,山頂駅に到着。気温19.8度,涼しくて最高です。日光白根山がとてもきれい。

 


日光白根山ロープウェイ

小春さん,2回目のロープウェイ乗車。

 

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散策コースを歩いて,レストランのテラスで休憩。涼しくて快適です。

 

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丸沼高原から菅沼へ。7月のALオフ会が台風で流れたので,そのリベンジです。

 

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水嫌いの小春さん,水際に近づこうとしません。

 

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僕が水に入り何回も誘いますが,前足をちょっと水につけただけでそれ以上は無理でした。水が大好きなラブラドールレトリバーの血を引いているはずなんですが,小春さん,腰が引けてます。今年こそ一緒にカヌーに乗ろうと意気込み,小春さん用のライフジャケットを購入しましたが,当分は難しそうです。小春さんの水嫌いには困ったものです。

  

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偶然,ALのジュズちゃん達に遭遇。

 

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右からジュズちゃん,アトムくん,ロロくん,小春。オーストラリアンラブラドゥードルカルテット。一緒にパチリしました。小春が一番落ち着きがない!

 

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中禅寺湖畔に戻り,いつも寄るメープルのテラス席で休憩。

 

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お腹が空いてる模様。

  

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食事が運ばれてくると,もう我慢できません。

 

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ついにベロが,,,

 

夏季休暇は始まったばかり。小春さん,私めによろしくお付き合いください。

最近読んだ本

お盆が明け,奥久慈の里山は一気に涼しくなりました。

 

最高気温24度,湿度も低く,涼しい風が吹き抜け,室内はエアコンなしでOK。連日の蒸し暑さやエアコンの偽涼によって痛みつけられた体が細胞レベルで活性化され,みるみると元気になっていくのが実感できる爽やかな空気です。

 

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オーストラリアンラブラドゥードルの小春さんも涼しくなって元気100倍。イナゴを追いかけながら元気に散歩しています。

 

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室内に入ってくる涼しい風に当たりながら野良猫や宅急便の様子を観察するのが日課です。

 

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デロリンとした余裕たっぷりの生活ぶり。なんて呑気なんでしょう!

 

 

開高健『フィッシュオン』

矢口高雄の「釣りキチ三平」とこの「フィッシュオン」は僕の釣りのバイブル。時々読み返しています。アラスカのキングサーモン釣りは,釣り師ならば一度は挑んでみたい憧れの釣り。最終章の新潟県北魚沼郡湯之谷村銀山平での滞在記。ルアーでの大岩魚釣り,宿での執筆や酒談義,奥只見の深い自然の描写,何回も読んでますが何回読んでもいい。ルアーフィッシングを中心とした釣りはもちろんのこと,その土地その土地の酒と食,魚の生態,気候,文化,などを記した世界周遊釣り紀行。余談ですが「釣りキチ三平」に出てくる鮎川魚紳さんがいつも着てるベストの背中の部分に「祈願日本一周釣行脚」との文字がありました。あのベストが欲しい,,,

 

開高健『輝ける闇』

視覚的な刺激,聴覚的な刺激,触覚的な刺激など,人間の感性を揺さぶる手段としての様々な刺激が存在しますが,この本を読んでいると,その出来事を強烈に記憶させる刺激は臭覚的な刺激ではないかと思わされます。この本はベトナム戦争に従軍したルポでありつつも,戦地の生々しい様子や空気感が,巧みな比喩や男らしい文体でリアルに表現されています。60年代のベトナム,重厚で多湿な気候に絡みつく生き様や生と死,それに伴う様々な臭い,死臭,腐敗臭,,,読んでいると脳裏に強烈な臭いがなだれ込んできます。ベトナム戦争を通して人間の本質が見えてくる。

 

カミュ『異邦人』

世界的な名著でいろんなところで深読みされていて高校の教科書にも載ってるのかな。若い頃に読みました。そのときは「こんな話なんだ,,,」程度にしか感じませんでしたが,中年の今だからこそ何か分かることがあると思い再読してみました。不条理を追求している内容ですが,「母親の葬儀で泣かない男」など,人は社会的な価値観に合わせて生きていかないと非難される,,,みたいな風潮との対立を描きたかったのか。作家の国のフランスと,その植民地である小説の舞台となるアルジェリアとの関係や宗教的なことも,作品を書いてく上での重要な要素の一つかな。

 

フィッシュ・オン (新潮文庫)

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輝ける闇 (新潮文庫)

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