里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

平成31年

何もしなくても時は淡々と過ぎていくのです。淡々とした日々が淡々と過ぎていく。人生をつまらなくしているのは自分,変えられるのも自分,,,

 

そんなことを考えてるうちに年が明けてしまいました。

平成31年です。平成最後の年です。

 

12月29日から1月3日までの年末年始休みは,毎年恒例,家でダラダラゴロゴロ三昧。食べ過ぎて正月太り!

 

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,人間どもと違って規則正しい生活を送り,元気にお正月を迎えました。

 

f:id:MilkyWay77:20190101130123j:plain平成31年元旦,奥久慈の里山は抜けるような青空。風もなく穏やかな正月です。

 

 

ゴロゴロダラダラから脱却を,,と思い,小春さんと一緒にビートルズを聴きながら那須ペニーレインまでへドライブ。

 

 


Australian Labradoodle play in the snow

ラリュールのドッグランで元気に遊びます。

 

 

f:id:MilkyWay77:20190103164153j:plainペニーレインへ移動。

 

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f:id:MilkyWay77:20190103165958j:plain予約しておいた個室で夕食です。小春さん,うまうま争奪戦開始。

 

ペニーレインの向かい側にある同系列の「イマジンドッグス」さんが昨年の暮れに閉館になりました。わんこにとてもフレンドリーな宿で,小春と数回泊まりました。室内はノーリードOKで,他の宿泊わんこたちと楽しく触れ合うことができる素敵な宿でした。次回はいつ泊まろうか,,,と考えていただけに,とても残念です。復活を期待したいと思います。

 

 

f:id:MilkyWay77:20190105132532j:plain次の日はひめはるの里へ。

 

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f:id:MilkyWay77:20190105125852j:plain走り回ります。

 

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f:id:MilkyWay77:20190105144524j:plain 走って走って走り回ります。

 

f:id:MilkyWay77:20190105145143j:plainパーティーカラーのまるちゃん

 

f:id:MilkyWay77:20190105151053j:plain長袖ウェアのアルトくん

 

那須からの帰り,ペニーレインの駐車場から見上げた夜空。その夜空に美しく輝く無数の星々。無限に広がる大宇宙。

 

那須という身近な場所から見える無限の世界。無限の世界にあって,自分は,人間は,なんでこんなにも小さくて儚いのか,生きることの価値は,生あるものいずれは無に帰してしまう,,,だとしたら,辛い毎日を生きる必要はないのではないか,,,

 

色即是空,空即是色,,,大宇宙の無限の世界の前で,己の存在の儚さに戸惑う正月でした。

 

小春さん,今年も地球の営みに逆らわず,のんびり行きましょうね!

 

 

最近読んだ本

2018年が暮れようとしています。

 

今年は仕事が大変忙しく,読書に費やす時間をあまりとることができませんでした。ここ数年では一番本を読まなかったような気がします。僕自身,自己形成において読書と音楽から多大な恩恵を受けてきました。今後の人生も読書を核とした好奇心がさらに重要になってくるものと考えています。

 

それにしても読む時間がない。読みたい本を買ったのはいいですが,書斎に山積み状態。これから迎える年末年始休暇では山積みになった本を多いにやっつけていきたいと思います。

 

半藤一利『世界史のなかの昭和史』

久しぶりの半藤さんの本です。氏の名著「昭和史」と重なる部分もありますが,読みやすい語り口は半藤さんならではのものです。スターリンヒトラーを中心に大東亜戦争開戦までを俯瞰しています。今も昔も,確かな情報を確実に得る,ということがいかに大切であるかということをつくづく実感します。その情報を熟慮し,国際的な広い視野にたった決断ができず,破滅に突き進んだ当時の日本の指導者たちの愚かさをまたまた目の当たりにしました。半藤さんの昭和三部作の完結編。面白いです。

 

磯田道史司馬遼太郎で学ぶ日本史』

司馬遼太郎磯田道史というキーワードで思わず買ってしまいました。いつだったか,NHKの100分で名著という番組で,磯田さんが司馬遼太郎の著書について熱く分かりやすく語っていました。本書でも,磯田さんが司馬作品について鋭く語っています。歴史家の視点で読む司馬文学。司馬文学に描かれた日本人の「国民性」がはっきりと見えてきます。

 

吉村昭陸奥爆沈』

真珠湾攻撃時の連合艦隊旗艦であった戦艦「長門」と同型である戦艦「陸奥」。長門型戦艦の2番艦であり,1番艦長門とともに大日本帝国海軍の象徴的な軍艦でした。その陸奥昭和18年6月に柱島泊地において原因不明の爆発を起こし沈没しました。死者1121名という大惨事でした。この陸奥爆沈という作品は,一般の小説形式ではなく,吉村昭自身が陸奥爆沈という対象に向かって模索する過程を描いています。ちょっとドキュメンタリータッチの小説です。どんなに強力な戦艦であっても,そこには人がいて組織があって,感情が作用します。規律正しく,厳粛な海軍でも,そこには必ず綻びが生じます。現代社会の組織にも通ずる事象。巨大組織の栄光維持や保身のための隠蔽体質は今でも変わりません。

 

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オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,誕生日に買ってもらったこのクッションがとても気に入ったようで,常にこのクッションでまったりしています。年末年始はこのクッションを枕がわりに読書したいと思います。

 

世界史のなかの昭和史

世界史のなかの昭和史

 
「司馬?太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)

「司馬?太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)

 
陸奥爆沈 (新潮文庫)

陸奥爆沈 (新潮文庫)

 

西郷どん

NHK大河ドラマ西郷どん」のロケをやった沈下橋がうちの近くにあるというのでちょっと見てきました。

 

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f:id:MilkyWay77:20181222152506j:plain車で約15分,到着です。このような沈下橋が奥久慈の里山地方にはたくさんあるのですが,うちの方では沈下橋と呼ばずに地獄橋と呼んでいます。

 

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橋の近くにこのような看板がありました。

 

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水が澄んでてとてもきれい。この里川,久慈川の支流で,ヤマベ(ハヤ)釣りのメッカであり,上流の方には里美イワナという学術的にも貴重な色彩変異タイプのイワナが生息しています。

 

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橋から下流側です。うなぎをとったり嫁入りをしたりするシーンが思い出されます。

 

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水が大の苦手な小春どん,「なんでこんな橋を渡らなければいけないんだ,,,!」と一目散に退散です。

 

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小春どん,地獄橋から下流を眺めて何を思う,,,夏には川でいっしょに遊びたいんですが,早く水に慣れてくださいね。

 

NHK大河ドラマ真田丸」のときは,うちのすぐ近くの久慈川の河川敷で合戦のシーンを撮影していました。

 

この辺りは,東京から車で1時間ちょっと。それでいて川,山,海,田んぼなど豊かな自然があり,寺社や古民家などの伝統建築もたくさん残っていて,歴史物や時代劇の撮影には適しているのかな。魅力度ランキング6年連続最下位の茨城県なんですけど。

 

NHKさん,そのうち幕末の水戸藩を描いた大河ドラマをお願いします。素材はいくらでもありますよ。そろそろ薩長中心から脱却しましょう。そのときは,ぜひ,茨城北部でロケを。

 

3歳

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,,,本日,元気に3歳になりました。

 

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美容院に行ってさっぱり。誕生日ということでトリマーの方からおやつをもらってきました。

 

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なにやらいつもとは違う雰囲気,美味しそうな匂い,ちょっと興奮。

 

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かぼちゃ,りんご,ヨーグルト,チーズ,海苔,ゴマなどを素材としたママお手製の誕生日ケーキが登場。

 

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ケーキはヨダレと共に一瞬で消失!

 

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こちらのケーキは人間どもの胃袋の中へ。血糖値急上昇。

 

早いもので小春を我が家に迎えてあっという間に3年が経ちました。早過ぎる時の営みにちょっと複雑な心境。

 

小春さん,あんまり早く歳をとらないでね。時間よ止まれ!

 

お誕生日おめでとうございます。小春さんが我が家に来てくれたこと,世界で一番感謝しています。これからも1日1日を大切に一緒に楽しく過ごしていきましょう。よろしくお願いします。

学校訪問演奏

昨日あたりから気温がぐっと下がり冬らしくなってきました。そんな中,日立市内の泉丘中学校で演奏してきました。

 

プログラム

1 映画「アナと雪の女王」メドレー

2 楽器紹介

3 ヴィヴァルディ 四季より「春」第1楽章

4 指揮者体験

5 ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調「運命」

6 J・シュトラウス ポルカ「雷鳴と稲妻」

7 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」メドレー

 

寒い日でしたが会場の体育館はたくさんの生徒と保護者で満員。おまけに巨大ヒーターが2台焚いてありその熱気で暑いくらい。中学校を訪問するのは久しぶりで,小学生の反応との違いがとても新鮮でした。 

 

 

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オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,寒くなって一段と元気。3歳の誕生日までもう少しです。誕生日プレゼントは何がいいですか?

DS3

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イチョウの葉に埋もれるDS3。

 

乗り始めて2年半,走行距離が12000kmになりました。心配していた大きな故障もなく(電装系のマイナートラブルは何回かあり),順調にDSライフを送っております。

 

1.6L Turbo,165馬力,6速マニュアル,FF,このアヴァンギャルドな外観が気に入っています。このモデル,DS3の中では走りに徹したSport Chicというモデルで,扁平タイヤとサスペンションのセッティンッグのせいか,乗り心地は硬いです。燃費は約15km。

 

ドイツ車のように「誰にでも勧められる乗りやすくて優秀な車」ではありません。それとは正反対の車です。クラッチの繋がりに少々癖があり,ミートポイントが掴みにくく,初めて乗る人は,ハンドルを握って走り出した途端「乗りにくい車だ」と思うはずです。しかし,馴染んでくると運転がとても楽しく感じる車です。

 

以前注文したDS3のホイールキャップとシフトノブが届いたので,シトロエン宇都宮まで行ってきました。

 

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C3のこの色,かっこいい。またまた試乗させてもらいました。

 

 

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ホイールキャップはこんな感じです。フランス本国に発注したそうで,注文してから入荷するまで2ヶ月かかってしまいました。

 

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シフトノブも赤いものに交換してみました。しかし,いざ届いてみるとカタログの色と実物の色が全然違っていました。さすがフランス。これではオレンジです。なんかダサい。まあ,しょうがない!

 

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このお方は,飼い主の車なんかどうでもよく,冬の田んぼのあぜ道散歩と美食を楽しんでおります。

定期演奏会

今回の第126回定期演奏会,プログラムは,,,

 

コープランド:エル・サロン・メヒコ

バーンスタインウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニックダンス

チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

 

 

エル・サロン・メヒコ

アメリカの人気作曲であるコープランドがメキシコ民謡を取り入れて書いた躍動感あふれる作品です。

 

1930年代のある日,メキシコシティにあるダンスホール「エル・サロン・メヒコ」に立ち寄ったコープランドは,店内の情熱的な雰囲気にいたく感動し,この曲を書いたようです。

 

10分弱の小品ですが,作品の中に多くのメキシコ民謡が取り入れられていて,それらをもとの形のまま並べるのではなく,変形させ,組み合わせ,展開させるなどしてオリジナリティあふれる作品に書き上げました。曲は活発で躍動的で,情熱的で,楽しい雰囲気に満ち溢れています。

 

おかげでリズムが難しく,4分の4拍子,4分の3拍子,4分の2拍子,8分の3拍子,8分の5拍子が入り乱れ,反復するシンコペーションがタイで繋がり,演奏者は楽譜を微動だにせずガン見してしまうことあり。なんとも楽しい曲です。

 

 

 

ウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニックダンス

そのコープランドに才能を高く認められたバーンスタイン。今年はバーンスタイン生誕100周年です。

 

バーンスタインの音楽を聴いているとニューヨークの大都会を強く思い起こさせてくれます。様々な人種が暮らす都会生活を反映して,活発なリズム,寂しげな孤独感,暴力,感傷,人種間の対立など,シンフォニックダンスにはそういった要素が生きたままぶち込まれています。

 

ジャズやラテンなどのエスニックな音楽や心安らぐクラシカルな美しい旋律が次々と現れ、せっかちな都会人にふさわしく,曲はすばしっこいリズムで展開していきます。いかにもアメリカンで派手な響きをオーケストラが繰り広げ,ほとばしるようなエネルギーを感じさせてくれます。ニューヨークの路地裏で,誰かの胸倉を掴み,ボコっと一発みたいな。

 

ガンダム世代の僕ですが,中学生の時に見た機動戦士ガンダムのある戦闘シーンでこの曲の一部がBGMとして流れ,やけに興奮して見た記憶があります。

 

 

 

交響曲第6番「悲愴」

大好きな曲です。まさに「ザ,チャイコフスキー」。何回聴いても飽きない自他共に認める音楽界の金字塔的な作品です。曲の奥深さにいつも圧倒されます。

 

曲を鑑賞したり演奏したりするときは,まず作曲の意図や経緯を調べ,音楽的な表現について分析を始めます。しかし,この曲の場合は,その世界の深さに,感じ取る心も,表現するための技術も,とても及びそうにない限界を感じます。

 

チャイコフスキーはこの曲の初演の9日後に急死しました。曲の内容はその死を予言したものであったのか。チャイコフスキーはワルツの名曲をたくさん書いており,「悲愴」の第2楽章もワルツですが,5拍子のワルツという独創的なものになっています。5拍子ということで,1拍足りないような割り切れない不安定さを感じます。最初のチェロが奏でる旋律は天にも昇るように美しく軽快に流れていきますが,どこか不安定で儚い感じが漂います。

 

この曲ほど暗いフィナーレはありません。最後はコントラバスが奏でる哀悼の歌によって静かに消えていきます。気高く悲劇的に幕を閉じます。この作品でチャイコフスキーは死と向き合い静かに受け入れることで死への恐怖を克服したのでしょうか。

 

人間の持つ悲しみという情感を交響曲の形式の中にたっぷりと盛り込んでいる普遍的な魅力を持つ作品ですね。

 

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今回の定期演奏会,,,1930年代のメキシコ,1950年代のアメリカ,帝政ロシアのハーモニーとリズムとバラエティーに富んでいて,楽しい時間を過ごしました。