暑さ寒さも彼岸まで,,,
季節の変わり目です。寒暖の差が大きく,日もだいぶ短くなってきました。
こんな季節は,なんとなく,レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」を聴きたくなります。夜の静寂を優しく包み込んでくれるような美しい旋律,リュートの和声を十分に感じさせるメランコリックな響き,心臓の鼓動に優しく寄り添ってくれるようなピッチカート,何もかもが美しい。
ベートヴェン「ピアノソナタ第14番月光より第1楽章」もよし。瞑想的なアダージョ・ソステヌートで奏される3連譜は安定した音質と音量で弾くことが求められ,その旋律は無限の絶望感を彷彿させる。無の世界の音楽,叶わぬ恋のメロディー,,,秋の夜長にぴったりです。
ラヴェル「夜のガスパール」もこれまた秋の夜長にぴったり。美しさと陰鬱さと悪魔的な旋律が交錯する極めて幻想的なピアノ曲。第二曲の「絞首台」は,葬送の鐘の音に包まれたセピア色の闇に輝く絞首台とそれに寄りかかる屍のシーンが浮かび上がってくる。怖っ! 深夜に部屋でこの曲を一人で聴いていると,この世のものとは思えない不思議な世界に引きずり込まれるような感覚に陥ります。怖っ! アルゲリッチが名盤,,,
音楽の話をすると止まらなくなるのでこの辺で,,,せっかくの秋の夜長,大いに楽しみたいものです。
オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,涼しくなって元気100倍です。
稲刈りも終わりました。
近所の彼岸花地点散策です。
小春さん,彼岸花には全く興味なし。
祠のお供え物を物色中。なにもありませんでした。あっても食べてはいけません!
毎日お庭で一人第運動会を開催してます。
秋の夜長の小春さん,寝るときは人間どもにぴったりくっついて毛布の代わりになってくださいね。また,熟睡してる人間どもの上に飛び乗ったり顔の上を歩いて行ったりするなどの安眠妨害はやめましょう。