里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

DS3

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イチョウの葉に埋もれるDS3。

 

乗り始めて2年半,走行距離が12000kmになりました。心配していた大きな故障もなく(電装系のマイナートラブルは何回かあり),順調にDSライフを送っております。

 

1.6L Turbo,165馬力,6速マニュアル,FF,このアヴァンギャルドな外観が気に入っています。このモデル,DS3の中では走りに徹したSport Chicというモデルで,扁平タイヤとサスペンションのセッティンッグのせいか,乗り心地は硬いです。燃費は約15km。

 

ドイツ車のように「誰にでも勧められる乗りやすくて優秀な車」ではありません。それとは正反対の車です。クラッチの繋がりに少々癖があり,ミートポイントが掴みにくく,初めて乗る人は,ハンドルを握って走り出した途端「乗りにくい車だ」と思うはずです。しかし,馴染んでくると運転がとても楽しく感じる車です。

 

以前注文したDS3のホイールキャップとシフトノブが届いたので,シトロエン宇都宮まで行ってきました。

 

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C3のこの色,かっこいい。またまた試乗させてもらいました。

 

 

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ホイールキャップはこんな感じです。フランス本国に発注したそうで,注文してから入荷するまで2ヶ月かかってしまいました。

 

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シフトノブも赤いものに交換してみました。しかし,いざ届いてみるとカタログの色と実物の色が全然違っていました。さすがフランス。これではオレンジです。なんかダサい。まあ,しゃーない!f:id:MilkyWay77:20181215163717j:plain

このお方は,飼い主の車なんかどうでもよく,冬の田んぼのあぜ道散歩と美食を楽しんでおります。

定期演奏会

今回の第126回定期演奏会,プログラムは,,,

 

コープランド:エル・サロン・メヒコ

バーンスタインウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニックダンス

チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

 

 

エル・サロン・メヒコ

アメリカの人気作曲家であるコープランドがメキシコ民謡を取り入れて書いた躍動感あふれる作品です。

 

1930年代のある日,メキシコシティにあるダンスホール「エル・サロン・メヒコ」に立ち寄ったコープランドは,店内の情熱的な雰囲気にいたく感動し,この曲を書いたようです。

 

10分弱の小品ですが,作品の中に多くのメキシコ民謡が取り入れられていて,それらをもとの形のまま並べるのではなく,変形させ,組み合わせ,展開させるなどしてオリジナリティあふれる作品に書き上げました。曲は活発で躍動的で,情熱的で,楽しい雰囲気に満ち溢れています。

 

おかげでリズムが難しく,4分の4拍子,4分の3拍子,4分の2拍子,8分の3拍子,8分の5拍子が入り乱れ,反復するシンコペーションがタイで繋がり,演奏中は楽譜を微動だにせずガン見してしまうことあり。なんとも楽しい曲です。

 

 

 

ウェスト・サイド・ストーリーよりシンフォニックダンス

そのコープランドに才能を高く認められたバーンスタイン。今年はバーンスタイン生誕100周年です。

 

バーンスタインの音楽を聴いているとニューヨークの大都会を強く思い起こさせてくれます。様々な人種が暮らす都会生活を反映して,活発なリズム,寂しげな孤独感,暴力,感傷,人種間の対立など,シンフォニックダンスにはそういった要素が生きたままぶち込まれています。

 

ジャズやラテンなどのエスニックな音楽や心安らぐクラシカルな美しい旋律が次々と現れ、せっかちな都会人にふさわしく,曲はすばしっこいリズムで展開していきます。いかにもアメリカンで派手な響きをオーケストラが繰り広げ,ほとばしるようなエネルギーを感じさせてくれます。ニューヨークの路地裏で,誰かの胸倉を掴み,ボコっと一発みたいな。

 

ガンダム世代の僕ですが,中学生の時に見た機動戦士ガンダムのある戦闘シーンでこの曲の一部がBGMとして流れ,やけに興奮して見た記憶があります。

 

 

 

交響曲第6番「悲愴」

大好きな曲です。まさに「ザ,チャイコフスキー」。何回聴いても飽きない自他共に認める音楽界の金字塔的な作品です。曲の奥深さにいつも圧倒されます。

 

曲を演奏するときは,まず作曲の意図や経緯を調べ,音楽的な表現について分析を始めます。しかし,この曲の場合は,その世界の深さに,感じ取る心も,表現するための技術も,とても及びそうにない限界を感じます。

 

チャイコフスキーはこの曲の初演の9日後に急死しました。曲の内容はその死を予言したものであったのか。チャイコフスキーはワルツの名曲をたくさん書いており,「悲愴」の第2楽章もワルツですが,5拍子のワルツという独創的なものになっています。5拍子ということで,1拍足りないような割り切れない不安定さを感じます。最初のチェロが奏でる旋律は天にも昇るように美しく軽快に流れていきますが,どこか不安定で儚い感じが漂います。

 

この曲ほど暗いフィナーレはありません。最後はコントラバスが奏でる哀悼の歌によって静かに消えていきます。気高く悲劇的に幕を閉じます。この作品でチャイコフスキーは死と向き合い静かに受け入れることで死への恐怖を克服したのでしょうか。

 

人間の持つ悲しみという情感を交響曲の形式の中にたっぷりと盛り込んでいる普遍的な魅力を持つ作品ですね。

 

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今回の定期演奏会,,,1930年代のメキシコ,1950年代のアメリカ,帝政ロシアのハーモニーとリズムとバラエティーに富んでいて,楽しい時間を過ごしました。

オリーブ

秋も深まり世間は絶好のお出かけ日和みたいですが,この時期,公私共にめちゃくちゃ忙しい我が身にとっては,そんな世間の動向などに便乗する暇もなく,,,

 

しかし途方に暮れていても仕方がありません。何か行動を起こさなくては! というわけで那須への強行突破を敢行。オーストラリアンラブラドゥードルの小春さんを連れて那須に一泊しました。

 

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ペンションオリーブに到着。早速,ジャンピングキャッチを連発!

 

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一足早いクリスマスツリーでパチリ。

 

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夕食では調子に乗ってワイン1本と生ビールを飲んでしまい,蓄積された疲労とあいまって,飼い主あっという間に撃沈。朝方,小春さんに起こされデッキに出ると真冬の寒さ。隣の部屋が気になるようです。

 

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朝から元気に走り回ります。

 

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みんなとも仲良くなり追いかけっこ。

 

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那須岳は吹雪いてるようです。このペンションオリーブ,2回目ですが,わんこを連れて快適に過ごせるとてもいいところ。小春さんもお気に入りのようです。

 

f:id:MilkyWay77:20181123103939j:plainつつじ吊橋へ移動。

 

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散策コースの木道には雪が積もっていました。

 

ここのところ仕事で疲労困憊。疲れがなかなか取れず,休日のわずかな自分の時間は疲労回復にあてることで精一杯。人生受け身になっていました。それではまずいと思いつつも,,,

 

果報は寝て待っていても来ないので,まずは行動を起こしたいと思います。そのきっかけを小春さんがもたらしてくれました。小春さん,いつもありがとうございます。

 

 

 

学校訪問演奏

2018年10月31日(水)13:00〜 日立市立会瀬小学校

 

日立交響楽団 学校訪問演奏(指揮:相良 浩)

 

曲目 会瀬小学校校歌

   シンコペイティッドクロック(Rアンダーソン)

   ハンガリー舞曲第5番(ブラームス

   交響曲第5番ハ短調「運命」作品67(ベートーヴェン

   パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー

 

芸術の秋です。この時期,毎年恒例,日立市近郊の学校での演奏会。私自身,とても楽しみにしている演奏会です。小学生たちが目をまん丸くしてクラシック音楽を聴いてくれます。子供達から元気をもらうことができます。指揮者体験ではハンガリー舞曲第5番を3拍子で振る強者が,,,難しかった!

 

小春写真館

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 ママが帰って来て大喜び。

 

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 田んぼもすっかり静かになりました。

 

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お得意のヘソ天開脚ポーズ。

 

12月の定期演奏会アメリカの作曲家のプログラム。変拍子が入り乱れて厄介です!

jumping catch!

連日の気持ちのよい秋晴れ。朝晩は少しずつ冷えてきました。

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,絶好調。気温が下がれば下がるほど元気が増していく。

 

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月1のカットの日。短く切りすぎてしまい,ちょっと反省です。本人はあまり気にしていない様子。

 

 

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日光市のドッグラン,fundogsで遊んできました。

 

 

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ALのサラちゃんと遊びます。パーティーカラーがとても綺麗。

 

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ALのコッティーちゃんとも遊びます。

 

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このfundogs,日光の里山と田園風景の中にあり,とても静かで小春お気に入りのドッグランです。

 

 

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嬉しくて何回も何回も走り回ります。

 

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jumping catch!

 

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ドッグカフェで休憩。サツマイモのおやつをもらい,舌がペロリ。

 

前回ここにきた時に黒ラブの看板犬がいましたが,オーナー様より先週亡くなったとのお話。13歳だったそうです。このドッグラン開業時よりオーナー様と一緒にずっと看板犬としての役目を果たしてきたそうです。お辛い思いを語ってくれたオーナー様。

 

来る時が来たら人間は無力。そのことは重々承知であります。しかし,「小春よ,お前はいつまでも元気でいるのだぞ!」と小春と自分に何回も言い聞かせていました。

 

そのパパの思いも知らず,小春さん,食べることに夢中でよだれタラタラ,,,

秋の味覚

食欲の秋,全開! 何を食べても美味しくて,ぼくの胃袋も底なしになってしまいました。いくらでも食べてしまいます。人間ドッグが近いのに,だめだこりゃ。

 

今年もとれました!

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一本しめじ。自然の恵みに感謝です。

 

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一本しめじは,うどんの汁に限る。田舎名物,天然きのこうどん。しゃりしゃりして最高です。

 

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このお方も食欲の秋全開です。

 

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ドッグランなどにちょくちょく出かけ,元気に遊んでいます。

 

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ジャンピングキャッチ失敗。

 

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たくさん食べてたくさん運動してたくさん眠る,,,極めて健康的です。人間どももこうありたい。

 

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この季節,小春と散歩してると,時々見かけます。この時期のマムシは秋マムシと呼ばれ,お腹に卵を抱えているなどして動きが鈍く,人間の気配を感じても逃げずに,逆に待ち構えていることがあります。大変危険ですので十分注意したいと思います。

秋の気配

暑さ寒さも彼岸まで,,,

 

季節の変わり目です。寒暖の差が大きく,日もだいぶ短くなってきました。

 

こんな季節は,なんとなく,レスピーギリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」を聴きたくなります。夜の静寂を優しく包み込んでくれるような美しい旋律,リュートの和声を十分に感じさせるメランコリックな響き,心臓の鼓動に優しく寄り添ってくれるようなピッチカート,何もかもが美しい。

 

ベートヴェン「ピアノソナタ第14番月光より第1楽章」もよし。瞑想的なアダージョ・ソステヌートで奏される3連譜は安定した音質と音量で弾くことが求められ,その旋律は無限の絶望感を彷彿させる。無の世界の音楽,叶わぬ恋のメロディー,,,秋の夜長にぴったりです。

 

ラヴェル「夜のガスパール」もこれまた秋の夜長にぴったり。美しさと陰鬱さと悪魔的な旋律が交錯する極めて幻想的なピアノ曲。第二曲の「絞首台」は,葬送の鐘の音に包まれたセピア色の闇に輝く絞首台とそれに寄りかかる屍のシーンが浮かび上がってくる。怖っ! 深夜に部屋でこの曲を一人で聴いていると,この世のものとは思えない不思議な世界に引きずり込まれるような感覚に陥ります。怖っ! アルゲリッチが名盤,,,

 

音楽の話をすると止まらなくなるのでこの辺で,,,せっかくの秋の夜長,大いに楽しみたいものです。

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,涼しくなって元気100倍です。

 

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稲刈りも終わりました。

 

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近所の彼岸花地点散策です。

 

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小春さん,彼岸花には全く興味なし。

 

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祠のお供え物を物色中。なにもありませんでした。あっても食べてはいけません!

 

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毎日お庭で一人第運動会を開催してます。

 

秋の夜長の小春さん,寝るときは人間どもにぴったりくっついて毛布の代わりになってくださいね。また,熟睡してる人間どもの上に飛び乗ったり顔の上を歩いて行ったりするなどの安眠妨害はやめましょう。

リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲

リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲

 
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」

 
ラヴェル:夜のガスパール

ラヴェル:夜のガスパール