沈める滝

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三島由紀夫『沈める滝』読みました。

久しぶりの三島文学。仮面の告白や金閣寺などなど，遠い昔に読んだ記憶が，，，
この前行ってきた奥只見ダムがこの小説の原作地。なるほど，現地を見てきたおかげで物語中の自然描写がしっくりと体に馴染みました。
卓越した鋭い心理描写，心身を揺さぶる知的且つ反聡明的でもある語彙，，，作者の有り余る才能ゆえ，行き着くところの思想は死なのか。顕子の屍が見つかる物語の展開に戦慄しました。

まだまだ読んでない三島作品がいくつかあるので，少しずつ読んでみたいと思います。