「桜田門外の変」実行部隊を指揮した関鉄之介が身を隠したという洞窟が,お隣の大子町にあるということで,ちょっとバイクに乗って見てきました。
バイクを走らせること40分,,,洞窟への案内板を見つけました。「大沢穴観音」と言うそうです。周りは山と田んぼ,,,
案内板から急な山道を上ること約80M。けっこうな急坂で心臓がばくばく。洞窟の入り口を発見。
穴から見た外の景色。鉄之介さん,,,井伊大老を暗殺し,幕府に追われて大子町まで逃亡。桜岡源次衛門宅に身を隠していたが,追手が迫り,この穴に潜伏。穴から,今も変わらないこの同じ景色を眺めたのだろうか。何を思いながら,,,
この大子の地。那珂湊の戦いから退却してきた天狗党が集結した場所でもあります。そして,天狗党西上の出発点となりました。また,尊皇攘夷の活動に身を投じたり志士たちを物資財政面で支援したりした人も多いと聞きます。八溝山に向った田中愿蔵率いる散切り隊も,この地に何か足跡を残しているはずです。