里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

最近読んだ本

3月になりました。時は淡々と過ぎていきます。

 

ある研究で,読書,音楽鑑賞,1杯の珈琲,散歩,それぞれのストレス解消効果を心拍数とともに検証したそうです。その結果,読書は68%,音楽視聴は61%,珈琲は54%,散歩は42%,のストレス軽減効果が見られ,読書が最も高いストレス解消効果が得られることがわかったそうです。

 

 

時間がある時は珈琲片手にアナログレコードでフリージャズを聴きながら延々と読書をして小春さんと散歩をする僕はそうとうなストレス効果の恩恵に預かっているはずなんですが,,,日々ストレスが溜まっていく一方であります。あてにならない研究結果ですね。

 

宮本常一『忘れられた日本人』

民俗学者宮本常一が,日本各地を回り,長い時間をかけて人々から話を聞き,その地方の伝統や風習をまとめた著書です。調査時期は戦前から昭和三十年代までですが,まだまだ昔ながらの日本が田舎には濃厚に残っているようでした。実直に働き,思いやりが深く,皆で助け合い,年寄りを大事にし,性に解放的だった,という日本人の原点に触れることができます。日本人としての拠り所を見出し,日本人の芯の部分に強い愛着を感じることができる本です。

 

玄侑宗久『現代語訳般若心経』

わずか262文字のお経に秘められた教え,凝縮された小宇宙。難解なお経であり,数々の解説書が出回っていますが,その中でもこの本はわかりやすく書いてあると思います。文学的にも素晴らしい般若心経。ここに書かれている教えを信じるというのではなく,存在の真実を見抜きなさいと。存在が存在することの意味を説くお経です。再読して学んでいきたい内容の本です。いつかは「お遍路四国八十八か所巡り」をやってみたいなぁ。

 

百田尚樹『日本国紀』

地球に人類が出現して以来,人はさまざま歴史を重ね,現時点ではたまたま国家という括りの中で生活しています。同じ地球人のはずなんですが,地球上から争いが絶えることはありません。人類は平和な世界を目指し,人々は平和な世の中であることを願っているはずなんですが,,,私利私欲の連鎖,人間ほど愚かな生き物はありません。ほんとに困ったものです。一通り日本史を学んだ後に読んでみると日本の歴史に対して多角的な見方ができて面白いと思います。もちろん日本人として日本の素晴らしさや日本人の情緒や形,伝統文化などを尊び大切にしていきたいと思います。読了後に人間とは何者なんだろう,日本人とは何者なんだろう,歴史とはなんなんだろう,と自問自答を繰り返してしまいます。

 

小春さん,食欲旺盛,とても元気。

 

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いきいき茨城ゆめ国体2019の会場の一つである笠松運動公園にて。一周4キロの散歩コースを歩きました。一周では足りないようです。

 

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夕方の散歩もポカポカ陽気。大地から草木の鼓動が聞こえてくるようです。

 

忘れられた日本人 (岩波文庫)

忘れられた日本人 (岩波文庫)

 
現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

 
日本国紀

日本国紀