里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

 武道的思考

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内田樹『武道的思考』読了。

御彼岸以降,朝はマイナスになる日が続いていました。でも,今日は暖かい! 桜の開花までもう少し。仕事も一段落したので,読書とチェロと飲み食いと散歩に使える時間が少し増えました。

子供の頃,剣道を習っていました。当時のことを思い出してみると,剣道は防具や袴などを身につけるので,夏の稽古は地獄の苦しさ。クソ暑くて,稽古中は大量の汗をかき,防具や剣道着などに汗の匂いがこびりつき,その匂いが熟成?し,さらに強烈な匂いを発する。試合では,組み合った瞬間,匂いで相手を圧倒することも可能かと思われるほどの武器になります。冬は道場の床の冷たさで足がちょちょぎれてしまうかのごとく辛い。しもやけなど数知れず。おまけに竹刀で籠手などを叩かれ当たりどころが悪いと,腕に発した強烈な痛みが五臓六腑を駆け巡り,脳天に突き抜けるほどの痛さ。剣道にはこのような辛い思い出しかありません。


相変わらずの内田節。武道にはよりよく生きるためのヒントが散りばめられているようです。武道は生きる知恵と力を高める効果あり,,,かな。私の武道体験は上記のような辛いものでしたが,この『武道的思考』を読んでみて,「もう一度剣道をやってみたい」という気持ちになりました。