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里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

 あの戦争と日本人

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半藤一利『あの戦争と日本人』読了。

相変わらず半藤さんの著書を読み漁っております。馬鹿の一つ覚え,とは,このことか,,,
幕末から昭和前半までの戦争について,「〇〇と日本人」という全十一章の形式で著されています。〇〇の一部は統帥権,特攻,八紘一宇などなど。政治的,戦略的な見地からではなく,日本人の精神構造や戦争感など,その時々の事象と日本人の内面的な部分とのかかわりに重きを置いているような感じです。そして半藤さん相変わらずの講義形式というか語り口というか,ぐんぐんとページが進みます。

明治維新から大東亜戦争までの大日本帝国の栄光と破滅については,既読の著書や映画ドラマ等で詳しいつもりでいましたが,半藤さんの著書『幕末史』『日露戦争史1、2、3』『昭和史戦前編、戦後編』『あの戦争と日本人』を読んできて,まだまだ全然知らなかった,と痛感いたしました。それにしても,自虐史観を植え付けられた影響か,学校や教科書では全然スルーしてしまう日本近代戦争史。祖父母たちが懸命に生きた,私たちからとっても近い時代なのに。自国の歴史にあまりにも無知であることが恥ずかしいです。

この時代の悲惨な歴史をきちんと理解することが,これからの平和な日本への礎だと思います。温故知新,大切なことは周りの考えに流されず,自分の五感で考え,自分の考えを持つことでしょうか。