2012年もあとわずか。
12月はといえば,,,
公私ともに多忙を極め,おまけに体調も悪く,散々でした。
がんばった(あまりがんばってないが,,,)自分へのプレゼントとして,,,
プロのチェリストから譲ってもらいました。
1844年製 Charles Jaquot French old cello
傷だらけ,ひびだらけ,,,
パリの工房で誕生し,
数々の修理を重ね,
人から人へと渡り歩き,
168年の時を経て私のもとにやって参りました。
チェロの音に慣れ親しんでいるわんこも,,,
う〜ん,いつもの音と違うな! との感想を言っておりました。(たぶん)
楽器が作られたのが168年前,その時点で木自体が何十年(何百年?)もたったものを使用しているわけなので,実質,200年ほど前の木ということになります。
そう考えると,
200年もの時を超えて,私が弾くことによって,今もなお生きている,,,
200年前の音が現代に甦る,,,
神秘的なものを感じます。
この気難しいオールドチェロ。
約200歳にもなる古い木の音を引き出せるよう,これから試行錯誤しながら弾き方を見つけていきたいと思います。
楽器の方から下手な私に応えてくれるようになりたいな。