里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

ものづくり

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ときどき鉄分が足らなくなり補給しております!


昨日、新幹線100系300系が最後の営業運転を終え引退しました。
そして、今日、JR常磐線に14年ぶりに導入された新型特急のE657系が、ダイヤ改正に伴い本格デビューしました。

新幹線、、、
時速300キロで走る夢の超特急(ちょっと古い言い方かな)であります。私など、いくつになっても新幹線に乗るときはわくわくドキドキ!新幹線に乗ること自体がアトラクションと化しております。

その新幹線、、、

先進の技術を惜しみなく投入して作られており、まさに日本のものづくりの象徴でもあります。
昨年の東日本大震災のときは、その先進の技術のおかげで難を逃れることができたようです。M9.0の地震が発生したとき、東北新幹線では27本の新幹線が走っていたそうです。しかし、巨大地震にもかかわらず、すべての新幹線が脱線もなく安全に止まり、「奇跡の停止」とまで言われました。

このように車両本体や運行面など最先端の技術を用いられている新幹線ですが、その顔の部分は、昔ながらの「打ち出し板金」の技術を用い職人さんの手で作られているというのを知ってたでしょうか。型に合わせては叩き、それを何度も繰り返しながら、ハンマー1本で滑らかな曲面を生み出し、0系からE5系まで数々の顔を作ってきました。

最先端技術の結晶である新幹線、、、

あれだけ先進的なものなので機械やコンピューターが全部やっているというイメージがあったが、実はそうじゃなかった。
びっくりしたのは、職人さんが木槌一本でぶったたいて作っている事実。昔ながらのやり方が開発のプロセスに生きている、、、そこには人の気持ちやヒューマンな部分を感じ、なんだかあたたい気持ちになります。地震から守ってくれたのも最先端の地震早期感知システムではなく「人の気持ち」なのかな。


はやく本物のE5系「はやぶさ」に乗ってみたい!