読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

南相馬公演

音楽

南相馬市での演奏会に参加しました。

南相馬市、、、

大震災での原発事故により避難区域に指定され、現在でも避難や不便な生活を余儀なくされています。そのような状況にありながらも、ふるさとの復興のため、子どもたちの未来のために日々がんばっている南相馬市の方々を、音楽を通じて少しでも元気になってもらえればという思いで参加してきました。

南相馬市へは常磐自動車道を通れば日立市から1時間半ほどで着きますが、常磐自動車道は未だに原発事故による通行止め。磐越道〜東北自動車道を進み、福島西ICから飯舘村を通り南相馬市に入りました。

途中通過した飯舘村、、、
奥久慈の里山にも負けない本当に自然の美しい村です。しかし、人影を見ることはありませんでした。
飯舘村は、原発からある程度の距離はありますが、水蒸気爆発による放射能飛散により線量の高いホットスポットが多くのエリアを占めている影響で、ほとんどの村民が避難されているからです。
一説によると、飯舘村は標高が約400m以上の高原に開けた村であり、水蒸気爆発で放射能が上昇することにより、標高の高い地区は放射能飛散の影響を大きく受けたのではないかと言われております。
家々のカーテンが閉められ、庭は草ぼうぼうで荒れ果て、信号だけがむなしく点灯している、、、人々の姿はなく、テレビでしか見たことのない白い放射線防護服を着た人たちが消防署らしきところで作業をしていました。
美しい里山が幾重にも連なり、、、小川が流れ、、、田舎の田園風景、、、かけがえのないふるさとである飯舘村原発事故により汚されてしまった。
言葉が出ませんでした。早く元通りの生活に戻ってくれることを祈るのみです。

さて、会場である南相馬市民文化会館ゆめはっと、、、素晴らしいホールでした。残響も2.7秒、音もよし!

開演前に世界的に有名な南相馬市長の挨拶がありました。原発事故被災者の気持ちを、実際に肌で感じたものにしか語れない言葉で話され、、、涙が出ました。南相馬市を、南相馬市民を本当に愛してらっしゃるすばらしい市長さんです。

第一部 
ゆめはっと合唱団とのコラボによる演奏。一曲目の南相馬市民の歌、、、ずっと前に完成しておりましたが、震災により伸びに伸び今日が初披露! 
南相馬市立第一中学校吹奏楽部とのコラボによる演奏。チューニングの音よし、演奏も安定している、、、練習がんばってるな!

第二部
日立交響楽団によるチャイピアコン。ピアノは長瀬さん、、、定演に引き続き二回目で余裕あり。

アンコールで上を向いて歩こう、ラデツキー、、、

南相馬市民の皆さんと様々な思いを共有し一体となって演奏できたこと、ほんとうに楽しく、かけがえのない素晴らしいものでした。原発事故で避難を余儀なくされている地区の一日も早い復興のために、私めもできることやっていきたいと思います。