里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

花見練習

H響、、、
地震の影響で会場であるシビックセンター音楽ホールがしばらくのあいだ使用不能になり、6月に予定されていた定期演奏会が中止になってしまいました。その代わりといってはなんですが、チャリティー復興演奏会をやろう!という声が上がり、久しぶりに練習することになりました。

いつも練習に使っている某ホールは築50年のかなり老朽化したホールで少なからず被害を受けていると思っていたのですが、な、なんと、、、ほとんど被害がなく、楽器庫内は、ほんとに大地震があったの?、、、と思うくらい、以前と同じように整然と楽器や荷物が並んでいました。地盤が良いのか、この辺りのホールでは群を抜いて無事でした。しかし、まだまだ余震も続いているので(本日も午前中に茨城県北部震度5弱あり)練習はステージでは行わず、柱が多くすぐに外にも避難できるロビーで行いました。

ホールは高台にあり、ロビーからの眺めは満開の桜と太平洋の大海原、、、花見練習となりました!
曲目はドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」。

震災のさなか、こんなときに、満開の桜を眺めながらみんなで楽器が弾ける喜び、、、自粛ムードが広がる今日この頃ですが、私たち自身被災者として地震以来自宅や職場の復興に奔走している中、久しぶりに楽器を弾いて皆さんとの再開を楽しみました。チャリティー復興演奏会では、音楽を通して少しでも被災者の方々の心を癒すことができればと思います。音楽の力を信じて、、、!


駐車場脇の桜、、、満開です。青い空、、、淡いピンク色の花びら、、、ぽかぽか陽気、、、春爛漫!


新世界、、、第2楽章の「遠き山に日は落ちて」。小学生の頃の夕方5時に流れる町のサイレンがこの曲でした。当時、この曲が流れると「早く家に帰らなければ、、、」と思ったものですが、、、


桜、、、太平洋、、、そして地震で被害を受けたシビックセンターの天球劇場、、、