里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

読書

関ヶ原

司馬遼太郎『関ヶ原』読了。 奥久慈の里山は,ここ最近気温が30度に届かず湿気も少なくて涼しい日が続いていましたが,今週からまた暑くなるようで,今日は久々に30度を超えました。たくさん汗をかいて美味しいビールが飲めそうです。 司馬遼太郎全集の硬い…

読書について

小林秀雄『読書について』読みました。 人によって読書という行為の捉え方は様々。僕なんかは,読書の一番の楽しみは「本を読んでいる間は非現実を体験できる」ということかなと思っています。歴史小説,推理小説,,,その作品を通して擬似体験をする楽しさ…

不道徳教育講座

三島由紀夫『不道徳教育講座』読みました。 毎日忙しく疲労困憊。布団に入るとすぐに爆睡。最近はめっきり読書する時間が減りました。書斎には読みたい本が山積みですが,いつになったら読み終わるのか。このままでは部屋が本の倉庫と化してしまう恐れがある…

ツァラトゥストラ

ニーチェ『ツァラトゥストラ』読み終わりました。 20代の頃,ニーチェやバタイユやシオランなど哲学関係の本を幾つか買いあさり,真理が分かると思って読んではみましたが,どうにもつまらなく(多分難しく),読み終えていないままに本棚にほったらかしにし…

竜馬がゆく

amazonを見てると,格安の司馬遼太郎全集が目に飛び込んできました。1〜7巻までを思わずポチッと。 自宅に届いたものがこれです。ボロボロですが,この1〜7巻は既読であり本棚に飾っておくだけなので問題ありません。 『竜馬がゆく』は高校生の時に読み…

海の史劇

吉村昭『海の史劇』読了。 昨日,今日とこの冬一番の寒さ。散歩などしていると,大陸からやってきた大寒波によってエネルギーを増幅された冷たい空っ風が体に突き刺さり,骨の髄まで沁みわたります。それはそれは寒いですね。 明治という過渡期は,文明開化…

堕落論

坂口安吾『堕落論』読了。 恥の多い堕落した人生を送ってまいりました。自分には,人間の生活というものが見当つかないのです,,,ちょっと太宰の人間失格風な出だしになってしまいましたが,毎日堕落した生活を送っている自分にとって,さらに堕落感を助長…

歴史の愉しみ方

磯田道史『歴史の愉しみ方』読了。 今日,奥久慈の里山は19度。庭の片付け作業をしていて汗びっしょりになりました。オーストラリアンラブラドゥードルの小春さんも庭でちょっと遊んだだけでハアハアと横ベロ状態に。クリスマス前だというのにこの陽気。桜が…

思考の整理学

外山滋比古『思考の整理学』読了。 以前,この本についてテレビで紹介されていたのをふと思い出し,早速購入して読んでみました。「考える」ことの楽しさを教えてくれるような本です。身にしみる内容ばかりで納得。今更ながらですが「もっと若いときに読んで…

海賊と呼ばれた男

百田尚樹『海賊と呼ばれた男』読了。 12月に映画化されるということで読んでみました。永遠の0と同様,本と映画の比較が楽しみです。 出光の創業者である出光佐三(文中では国岡鐡造)を主人公にした物語。社員は家族である,人を信ずる,,,という理念の…

昭和と日本人 失敗の本質

半藤一利『昭和と日本人 失敗の本質』読了。 10月になりました。9月は雨ばかりで日照時間が例年の半分にも満たなかったとのこと。10月は,湿気のない爽やかな空気と太陽の光が燦々と降り注ぐ,気持ちの良い秋晴れがたくさん訪れることを期待したいです。 約3…

真実の満州史

宮脇淳子『真実の満州史』読了。 20数年前のことですが,指揮者の小澤征爾さんと同じエレベーターに乗ったことがあります。指揮者コンクールかなんかの審査員をしていたようで,たまたまその会場で僕もアルバイトをしていました。エレベーターに乗っていたら…

語彙力こそが教養である

齋藤孝『語彙力こそが教養である』読了。 最近,困っていることといえば,物忘れと老眼です。どちらも生活に支障をきたすレベルになりつつあります。 眼鏡をかけているのですが,目から50cm以内がぼやけてしまって見えません。見る時はいちいち眼鏡を外しま…

鋼のメンタル

百田尚樹『鋼のメンタル』読了。 「自分は落ち込むときはとことん一気に深く落ち込んで,素早く一気に気持ちを切り替えることができる人である」と勝手に思っています。僕の感情はまるで超高速エレベーター。激しい気持ちの上下動で人生の荒波を乗り越えてき…

B面昭和史1926〜1945

半藤一利『B面昭和史1926〜1945』読了。 昭和の語り部,半藤さんのベストセラーである「昭和史」と対をなす,国民の目線から描いたもう一つの昭和史です。 文中のところどころに半藤さんの親父の言葉が出てきます。江戸っ子下町親父独特の言い回しで,息子を…

官僚たちの夏

城山三郎『官僚たちの夏』読了。 朝から暑い。夜も暑い。奥久慈の里山は蒸し暑い日が続いていますが,これからもっと暑くなりそうな気配です。人間もわんこも入念な暑さ対策をして,暑い夏を楽しく乗り切っていきたいものです。 どうせどこに行っても何をし…

勝海舟と明治維新

板倉聖宣『勝海舟と明治維新』読み終わりました。 個人的に明治維新の一番の立役者は,坂本龍馬でもなく西郷隆盛でもなく大久保利通でもなく桂小五郎でもなく,勝海舟だと思っています。 幕臣でありながら尊王攘夷派にも佐幕派にも豊富な人脈があり,各地の…

人斬り以蔵

司馬遼太郎『人斬り以蔵』読み終わりました。 昨日,新撰組の斉藤一の非常に鮮明な写真が見つかりました。写真が世に出るにあたって歴史家のあさくらゆうさんが一枚絡んでいたのかな。この写真を見ると「これが死線をくぐり抜けてきた人の目なんだ」と思わさ…

城塞

司馬遼太郎『城塞』読了。 大河ドラマ「真田丸」の影響で再読しました。家康の執念と腹黒さ,「おぬしも本当に悪よのう,,,」と言いたくなるような感じです。この狸おやじめが! この執念深さが徳川260年の礎となったのかな。大河ドラマ「真田丸」での大坂…

空白の戦記

吉村昭『空白の戦記』読了。 忙しくてなかなか本屋に行けず,何気なく本棚から引っ張り出し再読しました。 太平洋戦争とその準備期間を背景に,世に出ていなかった戦争の裏側のエピソード六編の短編集。吉村さん,綿密な取材による文体や表現,細かい描写,…

黄金の日日

城山三郎『黄金の日日』読了。 田んぼに水が入り始めました。田植え間近,桜から新緑へ,春本番です。今日は久しぶりのオーケストラ練習。ブラームスの交響曲第3番,いい曲です。ブラームスの交響曲をやると弦楽器の人たちは燃えます。メロディーが心の奥深…

カエルの楽園

百田尚樹『カエルの楽園』読了。 珈琲を飲みながら2時間弱で読み終わりました。ナパージュは日本,ツチガエルは日本人,ウシガエルは中国,ヌマガエルは在日,スチームボートは米軍基地,ハンニバル兄弟は海上自衛隊,プロメテウスは安倍総理,デイブレイク…

桜田門外ノ変

吉村昭『桜田門外ノ変』読了。 歴史小説好みの僕にとって,司馬遼太郎、吉村昭、城山三郎は,一語一句噛み締めながら読んできた作家です。1回読んで終わりではなく,再読に再読を重ねてきた作品も多々あります。この「桜田門外ノ変」も地元の志士たちの物語…

大放言

百田尚樹『大放言』読了。 ここ数日,気が滅入ってしまうような曇天続き。何かやろうとしても気持ちが乗らず,結局,何もしないで時間だけがどんどん過ぎていくような日が続いています。 昨日は気分転換に久しぶりにプールに行ってみました。ゆっくりと500M…

真珠湾の日

半藤一利『真珠湾の日』読了。 この「真珠湾の日」,以前読んだ敗戦の日(1945年8月15日)の24時間を描いた「日本のいちばん長い日」と対をなす本ですね。 なんと,この「真珠湾の日」,著者の半藤さんが幽霊からお告げを受けて!?書いたそうです。枕元に…

雄気堂々

城山三郎『雄気堂々』読了。 iPhone6Sにしました。 もう,何台目のiPhoneか忘れてしまいました。倉庫には,歴代のmacとiPhoneがずらり。漢字Talk7.5の頃のmacはいまでも動きます。パソコンとスマホでアップル社にはかなり貢献してるので,そのうち表彰でもさ…

山本五十六

半藤一利『山本五十六』読了。 著者の半藤さん,戦争中は山本五十六の郷里である新潟の長岡市に疎開して長岡中学校(現県立長岡高校)を卒業しました。同じ長岡中学校を卒業した山本五十六の後輩です。それ以来,山本贔屓で,長岡を愛し,何度も足を運び,山…

八甲田山死の彷徨

新田次郎『八甲田山死の彷徨』読了。 映画とその原作小説。どっちがいいか。また,原作小説を読んでから映画を見る。映画を見てから原作小説を読む。それぞれの楽しみ方はどうなのか。議論が尽きないところです。 最近の「原作小説から映画」は永遠の0。な…

大正ロマンの真実

三好徹『大正ロマンの真実』読了。 竹久夢二の絵からか,大正ロマンという言葉に美しい女性をイメージしてしまい,いい年して胸がときめきます。 大正の15年は,坂の上の雲をつかもうと近代国家建設に邁進した明治の45年と悲惨な敗戦を経て経済大国に成長し…

真空管

年末年始の6日間は毎年恒例どこにもいかず読書三昧。朝ゆっくり起きて朝食をとって読書。昼食をとって読書。夕方散歩して風呂入って,夜ビール飲んで読書。そして布団に入って読書。いつの間にか寝る。このルーティンを12/29から1/3までの6日間繰り返しま…