里山讃歌

田舎暮らしを綴っています

晴犬雨読

今春は花冷えで桜が長持ち。まだまだ咲いています。

 

 

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菜の花も元気です。

 

小春地方は至る所で桜と菜の花の共演が見られ,ピンクと黄色の美しいハーモニーを奏でています。

 

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つくば犬たちの森へ

 

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広いドッグランが数カ所ありたくさん遊べます。この日,ALちゃんはいませんでした。

 

 

最近読んだ本

 

吉村昭大本営が震えた日』

真珠湾攻撃直前,大東亜戦争開戦前日譚。開戦に関する指令書や機密文書を積んだDC3型旅客機「上海号」が行方不明になる。敵地中国へ不時着可能性が強い。積んであった司令所が敵に漏れれば,国運を賭けた奇襲作戦が水の泡に。敵ばかりでなく味方をも欺く綿密な機密文書奪還計画。スリリングな小説で読んでいて面白い。実話であり小説というよりはドキュメンタリー。吉村文学は題材として取り上げられる視点が興味深くて面白い。

 

藤原正彦『国家と教養』

ずっと前に読んだ『国家の品格』という藤原さんの著書に衝撃を受けた記憶がありますが,その続編のようでした。欧米における教養の歴史と変遷やこれからの日本人が身につけるべき教養について論じられています。著者は数学者で父親はあの「新田次郎」です。教養の大切さについて歴史的事実を紐解きながら分かり易く面白く論じています。これは!という文体に鉛筆で線を引きながら読みたくなるような本です。

 

 

春の陽気の中,ぼんやりと晴耕(犬)雨読。

 

大本営が震えた日 (新潮文庫)

大本営が震えた日 (新潮文庫)

 
国家と教養 (新潮新書)

国家と教養 (新潮新書)

 

 

桜2019

桜が咲きました。平成最後の桜です。

 

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近所の辰ノ口親水公園。毎年4月1日から7日まで桜祭りが開催されます。初日は桜が咲いてませんでしたが,二、三日たってようやく咲き始めました。

 

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6分咲き

 

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4月6日,桜祭りのメインイベントである花火の日です。普段は誰もいない桜堤ですが,たくさんの人出で賑わいました。

 

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歌のお姉さんに興味津々です。

 

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屋台の美味しい匂いに興奮はクライマックス。

 

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小春さん,花火は大の苦手なので一旦家に戻ります。花火終了後,また桜堤へ散歩。

 

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1日に何回ここに来るんだ! とご不満の様子。怒りに満ちて目からレーザービームを発しています。夜桜がきれい。

 

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桜祭り最終日。最終日でも9分咲き。今年は花冷えで桜が長持ちしてるようです。

 

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小春さん,人間どもの花見に懲りずに付き合ってくれてありがとうございます。令和の桜でも,どうぞよろしくお願いいいたします。

 

桜とあなたの写真がとてもきれいでかわいくて人間どもはパチパチ撮りまくって眺めて満足しています。

国営ひたち海浜公園

桜の開花まであとわずか。春本番はすぐそこまで来ています。

 

ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」に行ってきました。

 

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みはらしの丘にて。ネモフィラの時期は大渋滞です。

 

この国営ひたち海浜公園大日本帝国陸軍水戸飛行場跡の広大な敷地に建設が開始され,1991年にオープンしました。自宅から車で40分。わんこにも優しいパークで,わんこのオフ会などもよく行われているようです(ALのオフ会も)。家から近くて,わんこにも優しくて,広大な敷地で,たくさん散歩できて,景色もきれいで,,,なのになぜかご縁がなく今まで1回も行ったことがありませんでした。

 

この日もわんこのしつけ教室みたいな催し物がありました。また,ALのりくくんにも遭遇。(写真が撮れなくて残念,,,)。

 

 

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海の見える丘にて。阿字ヶ浦海岸が一望できます。

 

 

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スイセンガーデンにて。

 

約5.5kの外周コースを一周した後,内部をちらほらと見学。小春さん,疲れ知らずで,まだまだ歩く気満々。人間どもがクタクタになってしまいました。

 

お昼はイカ墨焼きそばを食らい,デザートは記念の森レストハウスで濃厚ミルクソフトクリームを食べました。たくさん歩いたご褒美です。(小春はよだれタラタラで見てるだけ,,,)

 

次回,ここでAL県央オフ会を開催できればいいなぁ。

 

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夕方はコニファーブルーアイスの植樹と多肉植物の植え替えをやりました。春のポカポカ陽気で身も心も躍動します。

 

小春さん,海浜公園の園内周遊シーサイドトレインにビビって吠えるのはやめましょう。乗客が不思議そうにあなたのことを見てましたよ。

最近読んだ本

3月になりました。時は淡々と過ぎていきます。

 

ある研究で,読書,音楽鑑賞,1杯の珈琲,散歩,それぞれのストレス解消効果を心拍数とともに検証したそうです。その結果,読書は68%,音楽視聴は61%,珈琲は54%,散歩は42%,のストレス軽減効果が見られ,読書が最も高いストレス解消効果が得られることがわかったそうです。

 

 

時間がある時は珈琲片手にアナログレコードでフリージャズを聴きながら延々と読書をして小春さんと散歩をする僕はそうとうなストレス効果の恩恵に預かっているはずなんですが,,,日々ストレスが溜まっていく一方であります。あてにならない研究結果ですね。

 

宮本常一『忘れられた日本人』

民俗学者宮本常一が,日本各地を回り,長い時間をかけて人々から話を聞き,その地方の伝統や風習をまとめた著書です。調査時期は戦前から昭和三十年代までですが,まだまだ昔ながらの日本が田舎には濃厚に残っているようでした。実直に働き,思いやりが深く,皆で助け合い,年寄りを大事にし,性に解放的だった,という日本人の原点に触れることができます。日本人としての拠り所を見出し,日本人の芯の部分に強い愛着を感じることができる本です。

 

玄侑宗久『現代語訳般若心経』

わずか262文字のお経に秘められた教え,凝縮された小宇宙。難解なお経であり,数々の解説書が出回っていますが,その中でもこの本はわかりやすく書いてあると思います。文学的にも素晴らしい般若心経。ここに書かれている教えを信じるというのではなく,存在の真実を見抜きなさいと。存在が存在することの意味を説くお経です。再読して学んでいきたい内容の本です。いつかは「お遍路四国八十八か所巡り」をやってみたいなぁ。

 

百田尚樹『日本国紀』

地球に人類が出現して以来,人はさまざま歴史を重ね,現時点ではたまたま国家という括りの中で生活しています。同じ地球人のはずなんですが,地球上から争いが絶えることはありません。人類は平和な世界を目指し,人々は平和な世の中であることを願っているはずなんですが,,,私利私欲の連鎖,人間ほど愚かな生き物はありません。ほんとに困ったものです。一通り日本史を学んだ後に読んでみると日本の歴史に対して多角的な見方ができて面白いと思います。もちろん日本人として日本の素晴らしさや日本人の情緒や形,伝統文化などを尊び大切にしていきたいと思います。読了後に人間とは何者なんだろう,日本人とは何者なんだろう,歴史とはなんなんだろう,と自問自答を繰り返してしまいます。

 

小春さん,食欲旺盛,とても元気。

 

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いきいき茨城ゆめ国体2019の会場の一つである笠松運動公園にて。一周4キロの散歩コースを歩きました。一周では足りないようです。

 

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夕方の散歩もポカポカ陽気。大地から草木の鼓動が聞こえてくるようです。

 

忘れられた日本人 (岩波文庫)

忘れられた日本人 (岩波文庫)

 
現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))

 
日本国紀

日本国紀

 

 

梅まつり

水戸偕楽園の梅まつりが始まりました。ちょっと様子を見に,,,

 

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園内外にたくさんの梅の木があります。開花率は40%ぐらいかと思いますが,,,

 

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梅のとっても良い香り。香りが香りを呼び,翼を持って園内外を飛び回ります。

 

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小春さんも梅の香りを楽しんでくれたでしょうか? 

いや,美味しいものの香りならば,,,

 

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初春の山菜ふきのとう。自宅の裏庭で採れました。我が家の春の訪れの象徴です。さっそく天ぷらにしてビールとともにいただきました。

 

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3週間毎の美容室。シャンプー&部分カット完了。ちょっとスフィンクスっぽい。

 

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今年の冬は記録的な雨不足でした。久慈川も川幅が狭くなり渇水状態です。下流域では給水制限が検討されているようです。

 

水は万物の命の源,限りある自然。水嫌いの小春,水は大切なものなのですよ(川岸でちょっと腰が引ける小春さん)。

日々想々

立春は過ぎましたが連日の氷点下です(溜息)。ああ,春が待ち遠しい。

 

 

オーストラリアンラブラドゥードル の小春さん,快食,快便,快眠,,,相変わらず心赴くまま,感じるまま,の自由人(犬)です。心の中は万年春のようにホカホカ。

 

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散歩はたっぷり1時間。その後,お庭で走り回ります。

 

 

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寝たい時に寝る。

 

 

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食べたい時に食べる(美味しい匂いには超敏感,獲物は決して逃しません!)。

 

くう,ねる,,,これのみに特化した生き方をしてみたい。

 

 

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美容室に行ってさっぱり。部分カットとシャンプーで1万◯◯円なり。私の床屋代(1000円カット)の10ヶ月分です。毛玉があるときは毛玉料金(毛玉の数✖️500円)が発生し,さらに散財。

 

 

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チェロの音色が子守唄。

 

小春さんの生き方。何にでも興味津々,怒りはすぐに忘れて,たくさん寝て食べてエネルギーをチャージして,今を思いっきり生きる。その一瞬一瞬を全力で純粋に我儘に生きている。

 

仕事やいくつものしがらみにとらわれて思うように身動きできない息苦しさを感じます。社会の価値観やしがらみに身を委ね,「自由を放棄する」という代価を払って生活への不安から逃れて生きているのかな。そんな日常から解放され,愉快気ままにゆっくりと,そして元気よく時間を使っていきたいものです。人生,所詮死ぬまでの暇つぶしみたいなもの。どうせなら自由気ままに生きてやろうじゃないの。

 

小春さんの生活ぶりから学びました。

最近読んだ本

文化の発信基地である本棚,,,いっぱいになってしまいました。

 

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いっぱいになると時々本の雪崩を起こすことがあるので本棚の整頓をしなければなりません。整頓といってもいっぱいになった本を物置の書架へ移動するだけです。

 

先日久しぶりに物置の2階の部屋に行ったら,書架のコミックの部分が雪崩を起こしていました。書架の床板の部分が痛んでいたのが原因のようです。釣りキチ三平ドカベンバリバリ伝説北斗の拳魁!!男塾などなど,ごちゃ混ぜになり,もうなんの漫画か分かりませんでした。

 

本がどんどん増えていくのは読書生活の宿命です。だからといって本を捨てるわけにもいきません。ブックオフに回すわけにもいきません。電子書籍なるものもありますが,どうも嫌いです。紙媒体に比べて読書中の思考を阻害するような気がします。老眼が著しい僕の目にもよくありません。

 

蔵書を楽しむ方向で,,,

 

ノーマン・M・ネイマーク『スターリンのジェノサイド』

以前から読みたくてやっと手に入れました。現代史を読み解くためには絶対に読んでおくべき一冊。独裁者スターリン少数民族への迫害と殺戮,政敵への粛清や虐殺,,,著者は数々の資料をもとにこれらをホロコーストと同様にジェノサイドであると位置付けている。同じジェノサイドでも戦勝国ソ連スターリンは敗戦国のヒトラーほど批判されていないような気がします。勝てば官軍。当時のソ連は人の命なんかへとも思っていなかったのか。そして今でも国家の本質は変わらないのでは。しかし,歴史ってなんだろう,人の命ってなんだろう。

 

新田次郎『ある町の高い煙突』

近くの日立市がこの物語の舞台。実話をもとにして書かれた小説です。よく耳にする地名やスポットが文中に散りばめられ,とても身近に感じられる小説です。この小説の題名でもある大煙突。高さ約155Mで完成当時は世界で最も高い煙突でした。しかし1993年に約3分の1を残して倒壊してしまいました。当時僕は車の運転が楽しくて楽しくてしょうがなく,気分はアイルトン・セナナイジェル・マンセルCR-Xを駆り走り三昧の日々でした。煙突へつながる本山峠の道もよく走ったものです。本山峠を越えて日立市に入ると,倒壊前の大煙突がよく見えました。それはそれは壮大な眺めでしたが,なんでこんな山の上にこんなに高い煙突があるのか?と疑問に思ったものでした。日立鉱山の煙害により付近の村落と企業との闘争をサイエンスタッチで描いています。とても読みやすい。面白い。新田次郎の小説は読後感が爽やかです。

 

 

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小春さん,千波湖を散歩。梅が少し咲いていました。

 

スターリンのジェノサイド

スターリンのジェノサイド

 
ある町の高い煙突 (文春文庫)

ある町の高い煙突 (文春文庫)