里山讃歌

ALの小春と過ごす田舎暮らしを綴っています

ラフマニノフ

2016年12月4日(日)14:00〜 日立シビックセンター音楽ホール

 

日立交響楽団 第122回定期演奏会(指揮:相良 浩)

 

曲目 スメタナ:我が祖国より「ブラニーク」

   

   ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

   (ピアノ:ジャン=ジャック・シュミット)

 

   ドボルザーク交響曲第9番「新世界」

 

   ドボルザーク:スラブ舞曲第3番(アンコール)

 

f:id:MilkyWay77:20161204123503j:plain

今回のプログラムはスメタナラフマニノフドボルザークということで,どれも大好きな作曲家であります。

 

ラフマニノフのピアコンは第2番が最高傑作だと思っていました。しかし,今回第3番に深く関わってみて,その超絶技巧と雄大な旋律からなる美しいメロディーや重厚な和音にいたく感動してしまい,「ラフマニノフのピアコンの最高傑作は第3番だ」と思うようになりました。第2番は一聴してすぐに気に入りますが,第3番は聴けば聴くほどじわりじわりとその虜になってしまうような曲で,気が付いたときにはラフマニノフワールドから抜け出せなくなっています。

 

f:id:MilkyWay77:20161203161652j:plain

ピアノのジャンさん,す,す,凄いピアニストです。あれだけの大量の全ての音符をインテンポでクリアに力強く美しく響かせている演奏を間近で見聴きして,体が震えてしまい,身体中がジャンさんの奏でる音に支配されて動けなくなってしまったというか,なんともいえない不思議な感動と衝撃を受けました。

 

 

さて,オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,相変わらずの超寂しがり屋でじゃじゃ馬娘,1歳の誕生日までもう少しです。

 

f:id:MilkyWay77:20161126213117j:plain

冬はホットカーペットでヘソ天開脚に限る,,,と言っております。

 

f:id:MilkyWay77:20161204181910j:plain

月1のペット美容室。シャンプー,部分カット,ブラッシングでお顔すっきり。帰り際にトリミング台の上でおしっこをジャーとしてしまい,これまたすっきり。トリマーのお姉さん,ごめんなさい!

 

f:id:MilkyWay77:20161202221303j:plain

二階の踊り場から何やら不思議な影が,,,。小春さんではないですか。いつの間に上がったのかな。

 

散歩中にうんちを咥えるのはやめましょう。やらなくなったら,誕生日にケーキを食べることができるみたいですよ。

花ざかりの森・憂国

三島由紀夫『花ざかりの森・憂国』読了。

 

早朝,スマホ緊急地震速報が突然鳴り響くと同時に震度5弱の大きな横揺れが襲ってきました。久しぶりに焦った。東日本大震災の悪夢が,一瞬,脳裏をかすめます。すぐにテレビをつけると,福島や茨城で津波警報が発令されており,各局のアナウンサーがいつにもまして強い口調で「すぐに逃げて,命を守って!」と。我が家の被害は本棚の本が床に落ちたのと水槽の水が少々溢れただけ。大したことなくてよかった。

 

三島由紀夫の短編小説集。

「花ざかりの森」・・自分の先祖をめぐる詩的な内容。ストーリーがつながりません。三島曰く「16歳の少年は独創性へ手を伸ばそうとして,どうしても手が届かないので,仕方なしに気取っているようなところがある」と。しかし,16歳にしてこの語彙力と表現力,天才は違いますね。

憂国」・・衝撃を受けました。2・26事件にまつわる逸話作品。大義,美,死の究極的融合が図られた壮絶な散華。その精神が,後に市ヶ谷駐屯地で割腹自殺する三島事件にリンクしていくのか。武と文の極致とも言える表現が凄い。天才の行き着くところは,やはり破滅的な最後なのか。

 

この2作品以外に幾つかの短編が載っています。三島由紀夫の作品を読んでいると,その時代が繰り出す強烈な一撃に打ちのめされるような気がします。

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快眠,快便,体重15.1kgになりました。今朝の地震が相当怖かったようで,家の中を落ち着きなく行ったり来たり。普段は入らないクレートの中に入ってしばらく出てきませんでした。

 

f:id:MilkyWay77:20161120214619j:plain

服を着せてみましたが,嫌がってアグアグです。

 

f:id:MilkyWay77:20161112224138j:plain

寒くなってきました。布団の中はあたたかくて心地良いことに気付いたようです。

 

日本は地震国です。地震の時は落ち着いて行動しましょうね。

 

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

 

 

那須にお泊まり

秋晴れが続いています。空気もカラッとしていてとても過ごしやすく絶好のお出かけ日和。オーストラリアンラブラドゥードルの小春さんと一緒に那須に行ってきました。

 

f:id:MilkyWay77:20161102132508j:plain

マウントジーンズの紅葉ゴンドラに乗車。約10分間の空中散歩を楽しみました。

 


オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん、ゴンドラに乗る

 

小春さん,初めてのゴンドラ乗車でしたが落ち着いて乗ることができました。紅葉の色は時期的に終盤だったせいかイマイチです。

 

 

f:id:MilkyWay77:20161102133331j:plain

山頂に到着。1周約45分の散策コースを歩きました。抜けるような青空と冷たい空気,,,わんこも人間も心身ともにリフレッシュ。

 

f:id:MilkyWay77:20161102140306j:plain

山頂ドッグランは貸切状態。

 

f:id:MilkyWay77:20161102140656j:plain

バーニーズマウンテンドッグの大(ダイ)くんに遊んでもらいました。

 

f:id:MilkyWay77:20161102141022j:plain

小春さん,散々走り回って横ベロ状態です。全く落ち着きがありません。悠々と遊ぶ大くんを見習ってほしいものですね。大くん,小春と遊んでくれてありがとうございました。

 

f:id:MilkyWay77:20161102155141j:plain

今夜泊まるイマジンドッグスさんに到着。部屋に入るとベッドに一直線でへそ天開脚。何の遠慮もありません。なんと肝の据わったわんこでしょう。

 

トイレも上手にできました。前回泊まった経験を生かしてお利口にできましたね。

 

f:id:MilkyWay77:20161102161049j:plain

休憩後,宿のドッグランでまた走り回ります。さすが10ヶ月の若犬,体力の回復が早いですね。人間がついていけません。

 

f:id:MilkyWay77:20161102163310j:plain

向かいにあるペニーレインでお茶と買い物です。アビーロードを歩く5人目のビートルズのつもり!?。

 

f:id:MilkyWay77:20161102163435j:plain

森の中のリボルバー。Here, There and Everywhere For No One いい曲ですね。

 

f:id:MilkyWay77:20161102164253j:plain

店内のリッケンバッカーをじっと見つめています。興味があるのでしょうか。

 

f:id:MilkyWay77:20161102190642j:plain

夕食,朝食ともにものすごいボリュームです。腹十二分ほど食べました。小春さんも目の前の料理に嬉しくて発狂寸前。

 

f:id:MilkyWay77:20161103101706j:plain

ロビーでボーダーコリーの小十郎(こじゅうろう)くんと左門(さもん)くんに遊んでもらいました(漢字が間違っていたらすいません)。

 

f:id:MilkyWay77:20161103101729j:plain

小十郎くんと左門くん,名前が戦国武将みたいでかっこいい。毛並みツヤツヤで賢くてとっても可愛いワンコです。小十郎くん,左門くん,飼い主様,小春と遊んでくれてありがとうございます。

 

f:id:MilkyWay77:20161103175920j:plain

ラブラドルレトリバーの2匹にも遊んでもらいました。ありがとうございます。

 

f:id:MilkyWay77:20161103110125j:plain

プレミアムソフトクリーム(500円)を食べに南ヶ丘牧場へ。抜けるような青空と那須連山をバックに1枚。

 

f:id:MilkyWay77:20161103111002j:plain

小春さん,初めて見る大きな馬にびっくり仰天。腰が引けていました。

 

小春さん,2回目のお泊まり,とてもよくできました。たくさんの人やわんこと触れ合いましたね。少しは社会性を身に付けることができたでしょうか。

 

また行きましょうね。

海賊と呼ばれた男

百田尚樹『海賊と呼ばれた男』読了。

 

12月に映画化されるということで読んでみました。永遠の0と同様,本と映画の比較が楽しみです。

 

出光の創業者である出光佐三(文中では国岡鐡造)を主人公にした物語。社員は家族である,人を信ずる,,,という理念のもと,人並み外れたスケールの大きな考え方と強烈なリーダーシップで激動の昭和を駆け抜けたサムライ経営者。かっこいいな。男が男に憧れる。国岡鐵造の生き様を見習いたいが,スローライフなどとこの太平の世の中にうつつを抜かしてきた僕には無理です。

 

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,快食,快便,快眠,寒くなってきて,ますます活発。

 

f:id:MilkyWay77:20161029162333j:plain

散歩の距離も速さも増して,人間のダイエットに協力してくれています。

 

f:id:MilkyWay77:20161101234038j:plain

秋の夜長,よく食べよく眠ります。相変わらず人間は寝不足ですが,,,

 

f:id:MilkyWay77:20161030175007j:plain

小春さんが我が家に来て何回目の絨毯交換か忘れてしまいました。この絨毯も小春さんの餌食になるまで,そう長くはないでしょう。

 

今週は那須にお泊まりです。くれぐれも宿の家具や絨毯は破壊しないでくださいね。

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

 

 

学校訪問演奏

2016年10月25日(火) 13:00〜 日立市立助川小学校

 

日立交響楽団 日立シビックセンターアウトリーチ事業 

学校訪問演奏(指揮:相良 浩)

 

曲目  助川小学校校歌

    カルメン序曲(ビゼー

    威風堂々(エルガー

    組曲「惑星」より木星ホルスト

    ジブリメドレー

    シンコペーティッドクロック(Rアンダーソン)

    アイネクライネナハトムジークモーツァルト

    ハンガリー舞曲第5番(ブラームス

    Believe

    世界に一つだけの花

 

「演奏中は静かに!」という学校側の指導に反して元気ハツラツな小学生たちは,曲に合わせて歌ったりハミングしたり,,,生徒たちと一緒にとても楽しい時間を過ごすことができました。

 

f:id:MilkyWay77:20161021164139j:plain

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,秋の散歩を楽しんでいます。

 

f:id:MilkyWay77:20161026184353j:plain

飼い主は「芸術の秋」「読書の秋」ですが,小春さんは,当然,『食欲の秋』です。

 

 

遊森歩

久しぶりに大子町のカフェ遊森歩(ユーモア)に行ってきました。

 

f:id:MilkyWay77:20161023123135j:plain

f:id:MilkyWay77:20161023123147j:plain

小春さんと一緒にテラス席へ

 

f:id:MilkyWay77:20161023122749j:plain

 初めての場所でちょっと緊張気味の小春さん。

 

f:id:MilkyWay77:20161023123428j:plain

奥久慈男体山や長福山が青空に映えます。紅葉はまだまだ先のようですね。

 

f:id:MilkyWay77:20161023125947j:plain

珈琲とアップルパイがきました。

 

f:id:MilkyWay77:20161023124854j:plain

スイーツが大好きな小春さん,もう夢中です。

 

f:id:MilkyWay77:20161023124856j:plain

カラーがカフェですから珈琲が似合いますね。もちろん飲みません。見るだけです。

 

わんこはチョコレートやコーヒー系のカフェインなど,絶対に口に入れてはいけません。くれぐれも人間が気をつけましょう。

 

f:id:MilkyWay77:20161023123955j:plain

小春さんの鋭い視線を浴びながらアップルパイを胃の腑に収めました。落ち着いて過ごせたのでおやつをゲット。満足そうです。

 

f:id:MilkyWay77:20161023114744j:plain

帰りにつつじケ丘展望台へ。強風と高さにちょっとビビる小春さん。

 

f:id:MilkyWay77:20161023114532j:plain

青い空と男体山。この山々がもうじき赤く染まります。

 

山田川

久しぶりにのんびりできる休日と快晴が重なりました。

 

f:id:MilkyWay77:20161015113641j:plain

オーストラリアンラブラドゥードルの小春さん,体重14.6kg,快食,快便,快眠,そろそろ生後10か月。のんびりと田舎生活を満喫しています。秋晴れの空の下,山田川沿いを散歩しました。

 

f:id:MilkyWay77:20161015113413j:plain

歩き出した途端,もよおしたようです。見事すぎる姿勢。足が長いから腰を屈めるのが大変でしょう。青空の下,なんともご立派な大便で気分爽快の表情。田舎なのでうんちはこのまま自然の肥やしにしても良いのですが,このご時世,どこで何を言われるかわかりません。素早くティッシュで包み,臭わないビニール袋に入れて持ち帰ります。

 

f:id:MilkyWay77:20161015114334j:plain

沈下橋に来ました。上流に見える釣り人を眺めています。山田川久慈川の支流でヤマベ釣りが大変盛んな川です。シーズンになるとヤマベ釣り愛好家の方がたくさん訪れ,競技会なども開催されます。

 

f:id:MilkyWay77:20161015114401j:plain

水底に見える無数のヤマベ。小春さんもヤマベの泳ぐ姿を興味深そうに見ていました。ヤマベに夢中になって落ちないでくださいね。

 

f:id:MilkyWay77:20161015164341j:plain

夕方の散歩は田んぼのあぜ道コースへ。綺麗な夕焼けをずっと眺めていました。

 

f:id:MilkyWay77:20161012215550j:plain

たくさん歩いたので,夜はすぐに寝るかと思ったのですが,,,ボール遊びやらタオルを咥えて振り回すやら室内運動会やら人間攻撃やら,,,疲れを知らないというかなんというか,夜遊び絶好調の小春さん。

 

秋の夜長はまだまだ続きます。